1959年初演。
古典的ラブロマンス故に、「男らしさ」「女らしさ」が際立つ作品のようですね。
時代と逆行しているようですが、
宝塚は、男性も女性も、女性が演じるので、一般社会より、「男らしさ」「女らしさ」を強調していますから 「宝塚らしい」作品なのでしょう。
音楽もセリフも素敵で…
登場人物の内面も描かれている人間ドラマだ、とからんちゃん(千海華蘭)。
キャストの言葉
ありちゃん(暁千星)は、
以前ペペルを演じてた方が上級生だったので心配だったが…自分を真矢ミキさんだと思ってダンディズムを出したいそうです。
れいこちゃん(月城かなと)は、
今まであまり男役としてどうかを求められてこなかった、忘れていたわけではないけれど…
ナチュラルに立っているだけで男っぽい、というところから更に「男をつくる」のを学ぶいい機会だと捉えているようです。
うみちゃん(海乃美月)は
月組はコメディや現代的な作品が多かったから「女らしさ」を出してこなかったから、今回は 感情の幅が広すぎて。。。感情が忙しい。
男役さんも娘役さんも「らしさ」を出すことに頑張っているようですね。
大劇場作品なので、ナンバーもいっぱいあり、作品が大きいので作品の流れにどう乗っていくか考えているようです。
台本の言葉のやりとりだけに終わらないように…と。
行間からにじみ出る、感情を出せるように研究されているのでしょう♪
風間柚乃くんは、
クリスナと、役替りのペペルは真逆の役なので勉強になる、と。
見どころ・出演者の好きなところ
・プロローグ
これからお芝居が始まるという流れに引き込まれる
・2幕冒頭
れいこちゃんが文句なしにかっこいい パリの場面
・祭りの場面
各カップルにドラマがある
・カシミールのホテルの場面
リッチマンとクマラ
・水の精 新しいキャスト
ラッチマンとカマラ、二人の心情を表していて、わかりやすくなっているそうです。
・マハラジャの豪華な衣装もみどころ
・太田先生作曲の歌
ミュージカルナンバーのようないい曲なので感情がですぎてしまいそうになる。
・青木先生作曲の歌
二幕冒頭のパリの回想場面。
シャンソン風で、セリフのようにとつとつと歌って欲しいと言われているのだそう。
・新しいフィナーレ
前作の曼荼羅のイメージから一新!
・階段かられいこ・うみちゃん下りてくる場面
喧嘩みたいな振りで一度も目を合わせない。からの~ どんどん出演者が加わって行く所
・研7以下の若手の場面
エネルギーが半端ない!それぞれのカラーを出して踊っている!
新人公演が中止されている今、若手を見せる場面は必要ですし、キラキラの若手を覚えるチャンス!!
ファンは嬉しいですね! めちゃ楽しみ!!
・主演コンビのデュエットダンス
羽山紀代美先生振り付けのデュエットダンスは、空気感が変わる、神聖な感じがあるそう。期待大!
プログラム欲しいわ、宝塚大劇場のキャトルレーヴに置いてるかな?