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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月組】ダル・レークの恋|美しい世界と適材適所で輝く組子に魅了されました!

ダル・レークの恋、3月18日11:30公演を観て参りました。

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もう、最高!


幕が降りた瞬間に、もう一度観たい!と思うし、はぁ〜良かった〜と、そこらじゅうの人に感動を伝えて回りたい様な、幸せな興奮に包まれていました。

 

今日は、プロローグから、涙目。

ロミオとジュリエット」は、現世では結ばれなかったから、一旦幕が下りてから、フィナーレ、天国で結ばれるシーン(ダンス)がありますが、

「ダル・レークの恋」では、ラッチマンは、カマラの元から旅立ってしまい、二度と会うことは叶わなかった…というラストなので、プロローグで、思いっきり幸せなキラキラシーンを観て、二人の恋がこうだったらよかったのに…と幕開きから切なくなったのでした。

身分違いの愛ゆえに燃え上がるが実は…の展開が面白い

マハラジャの家柄のクマール家は、農民上がりのラッチマンを見下していて、カマラの結婚相手に相応しくない、と周囲は反対します。

これ、どこぞの国のお姫様と同じですね…

 

愛の前に、人間はただの男と女、身分など関係ない、というラッチマン、かっこいい!

で、農民上がりかといえばそうではなく、実はデリーでは2番目に大きなマハラジャの家柄の出身とわかります。

そうと知ってからのクマール家の人たちの掌返しが笑えます。特に夏月都さん!!

 

そして、そんなラッチマンへの侮辱が、今度は一族に跳ね返ってくることを恐れる様子も面白い♪ 

 

カマラは、「私を誰だと思ってるの? 身分相応に生きなさい、二度と姿を見せないで」とラッチマンに言い放ち、それを言質にとって、ラッチマンは愛しているのに、カマラの元を去って行くのですね…

適材適所の配役で、見ごたえあり

…というのは先日も書きましたが、下手な人がいない!というのは適材適所っていうことですね。

ストレスフリーで本当に楽しい。

 

95期のれいこちゃん(月城かなと)楓ゆきちゃん以下

96期 夢奈瑠音、颯希有翔

97期 海乃美月 蓮つかさ

98期 蒼真せれん

100期 風間柚乃 蘭尚樹 桃歌雪

101期 彩音星凪 礼華はる

102期 菜々野あり 柊木絢斗

104期 きよら羽龍 さあや苺

105期 詩ちづる

 

各期、みなさん見せ場あり、おっ??と思う使い方をされてたり、見どころ満載でした。

フィナーレの新公学年にスポットを当てるコーナーは、手拍子しているうちに高揚してきて、胸いっぱいになりました。

いつか、キャスト別感想書きたいです。

いろいろ発表が有りすぎて 書きたいこともいっぱいあるのでどうなるかわかりませんが…^^;

やっぱり巧い、千海華蘭

なんでもできちゃう可愛い男役、92期のからんちゃん。

最近学年が上がってきて老け役が増えてきたけれど、今回のマハラジャ、表情の作り方も、所作もお上手で見応えありました。ちょっとした表情も、細かいなぁと感心。

目が離せませんっ!

そして97期のれんこん(蓮つかさ)も ラッチマンの父親役、大健闘!

からんちゃんとはまた違うけど、歩き方など年齢を感じさせる役作り、成功してました。

夏月都ちゃんは面白いし、

専科の梨花ますみさん、マハラジャの后らしい貫禄でした。

お笑い部 ほっこり部

礼華はると柊木絢斗の凸凹コンビが、笑わせてくれて…

ホテルのポーターとメイドの蘭尚樹と詩ちづるのコンビが可愛くて…

水の青年、水の少女の彩音星凪と菜々野ありがしなやかに舞い、

それぞれが清涼剤的存在。

 

フィナーレもたっぷり楽しめて 最初から最後まで息を抜く場もない充実のステージ。

 

ご挨拶の後でw

お客様 ずっと座ってらしたので一緒にと体を動かしたい、とれいこちゃんが提案♪

今日は、ストラッチマン体操をする ということで…

助手にペペルを指名、お手本になりました。

右手を高く上げて~、左に倒して〜 脇腹っチマンに効く! 爆


え、ちょっと滑った?ペペルのせいです。byれいこ 笑


感動させて、うっとりさせて、最後に笑わせて。

エンターテイメントの要素が全部詰まった素晴らしい作品。


組子にしても、演目にしても、好みは人それぞれですが、私は、この作品が大好きです!

 

一緒に観劇した友人からLINEで「ため息ばっかり吐いてます」って。

わかる。

 

いろいろ反芻してたら眠れなくなりそう ^^;