花組全国ツアー公演 千秋楽映像で感じた柚香光の成長
8月26日に梅田芸術劇場メインホールで観劇して。
新たなトップ娘役を迎えたれいちゃん(柚香光)が、心機一転、新たな魅力を放っていたように思いました。
今回の千秋楽のれいちゃんのご挨拶、劇場の空気を支配していて、頼もしかったです。
ご挨拶には、個性がでます。その違いを感じるのもまた楽しいのですが、
今回は、以前のれいちゃんのご挨拶と比べて、自信に満ちてたというか…堂々としてましたね。
型にはまったご挨拶だけじゃなく、楽しんで客席の反応を見ながら、話し方もちょっとラフな感じで親しみを覚えました。
みりおちゃん(前任トップ・明日海りお)時代の2番手、というイメージが強くて、弟キャラな、おちゃめでやんちゃな感じが可愛かったんですが…
みりおちゃん退団からもうすぐ2年。
すっかり、組の大黒柱となっているのを強く感じた公演でした。
相手役・星風まどかへの配慮と期待
100期の華優希ちゃんの後任に、宙組トップ娘役だった星風まどかちゃんがスライド就任。
まどかちゃんには、宙組時代とはまた違ったお気遣いがありそうなシチュエーションですが、れいちゃんが何度も大羽を揺らしながら振り返って まどかちゃんを紹介して「私達をよろしくお願いします。」私達を連呼してたのが印象的でした。
れいちゃん的にも、相手役が変わって、心境の変化や、化学反応で、フレッシュな気持ちで頑張れるのだと思います。
私達ファンも、まだ見たことのないれいちゃんの一面や魅力の扉が、まどかちゃんによって開かれるのかも知らないな、と期待できそうです。
組替えは、本人的に大変なことも多いけれど、プラスになることも多いと聞きますから、まどかちゃんも、可愛い妹的存在から、ちょっと大人っぽいまどかちゃんを見せてくれた「哀愁のコルドバ」でした。
次回大劇場公演「元禄バロックロック」のポスターは、二人がクールな表情で構えているポスターだったりフラッシュ画像だったりするので、さらなる扉を二人で開いていくのかな、と楽しみにしています。
「銀ちゃんの恋」チームへの配慮も忘れない
全ツの裏の公演は、水美舞斗主演の東上公演「銀ちゃんの恋」でした。
この中で、「銀ちゃんの恋」ご覧になった方はいらっしゃいますか?の問に
客席から大きな拍手が!!
「私も観たかった・・・」分かる!! わかるよ、その気持!!
きっと評判は、聞き及んでいるでしょうし、何しろ支え合ってきた同期の東上初主演の公演ですしね。
れいちゃん主演の「哀愁のコルドバ」は悲恋の果に、自ら命を落とすラストが切なくて…
「銀ちゃんの恋」は、熱い熱い魂のぶつかり合いのようなお芝居が印象的でした。
内容は、こちらも切ないのですが、フィナーレ、みんながノリノリで、手拍子してたら本当に楽しくて、気持ちが高揚してくるのでした。
半分の人数で上演しているチームが2つ…半分とは思えないほど、熱く情熱的なステージを展開していた花組。
この2チームが合流した勢いで、次の大劇場公演「元禄バロックロック」になだれ込むんですね!
一気に花組の勢いが盛り返しそうな気配を感じます
「元禄バロックロック」は、花組創設100周年の記念の公演で三井住友VISAカードの冠公演となりますし、製作発表会も行われるようです。
れいちゃん、まどかちゃんが、メディアに大きく取り上げられてはずみが付きますね。
やっぱり、真ん中に立つ人には、それなりの実力がないと 観るのきついから…まどかちゃん、来てくれてありがとう♪
れいちゃん、まどかちゃん、そして 今、ノリノリのマイティ。
頼もしいトリデンテが、花組の人気を牽引してくれますね!!
楽しみ~♪