御園座公演「王家に捧ぐ歌」は配信で1回観ただけなので、記憶曖昧ですが、覚えているうちに感想を書き留めておこうと思います。
感想は個人的なものだということをご理解いただける方のみお読みください。
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今公演、出演者、40名ですが、印象に残った方のみ書かせていただきます。
⚠ キャスト表は宝塚歌劇公式HPより引用
白妙 なつ | 天寿 光希 | 輝咲 玲央 | 礼 真琴 | ひろ香 祐 |
音咲 いつき | 朝水 りょう | 有沙 瞳 | 天華 えま | 夕渚 りょう |
天希 ほまれ | 華雪 りら | 遥斗 勇帆 | 蒼舞 咲歩 | 七星 美妃 |
二條 華 | 希沙 薫 | 極美 慎 | 碧海 さりお | 夕陽 真輝 |
彩園 ひな | 舞空 瞳 | 天飛 華音 | 奏碧 タケル | 都 優奈 |
瑠璃 花夏 | 星咲 希 | 碧音 斗和 | 綾音 美蘭 | 御剣 海 |
麻丘 乃愛 | 世晴 あさ | 凛央捺 はる | 大希 颯 | 瞳 きらり |
凰陽 さや華 | 樹澄 せいや | 碧羽 陽 | 美玲 ひな | |
悠真 倫 |
昨日、礼真琴、舞空瞳、有沙瞳のお三方について書きましたので、それ以外のキャストについて感じたことを書き留めます。
2番手役・ウバルド(アイーダの兄)役 極美慎
ついに、しんくんが2番手役をゲット!
…というのは、劇団の期待の表れと受け止めています。
昨日もちらっと書きましたが、花、月の100期もバウホール公演初主演を務めています。
星組の100期で、キラキラ枠のきわみに期待がかかっていますが、今まで長身で美形、だけれど、あまり欲がなさそうでふわふわした印象でした for me
トップ路線を行く気構えを感じられなかったのですが、今回のお役、力強く男臭いお役なのは、チャレンジ役でしたね。
宙組「王家に捧ぐ歌」では、現・宙組トップスター真風涼帆さまが 2番手時代に演じたお役です。
「眩耀(げんよう)の谷」はきりりとした武将でかっこよかったですが、体の中から溢れ出る感情を表現しなければならない今回のようなお役は初めてでは?
それだけに、ハードルは高かったと思います。
こういう男らしくワイルドなしんくんを見るのは初めてで、新鮮でした。
幕開きから、しんくんにスポット。
本当に、美味しいお役でしたし、役としてのラストもセンセーショナル。
あの、自害シーンは、えぇ~~~!!という最高の見せ場ですから、もう少し役作りあってもいいかな、と思いました。
あまりにもあっけなく死んでしまったので…
今年は、しんくんにもバウ主演が回ってくるかも知れません。
かっこいいだけではなく、しっかりと真ん中を務められる安定感を身に着けて、星の王子様の道を着実に歩んでいって欲しいです。
3番手役・ケペル 天華えま
今回、TCAで販売してるブロマイドは、トップコンビと天寿光希(強い!)とぴーすけ、しんくんの5人のみ。
別箱公演とは言え98期で、舞台ではあんなに活躍してるのに、くらっち(有沙瞳)のブロマイドなし。
不思議な現象だわ…
で、ぴーすけの立ち位置が玉虫色。
ロミジュリの番手ぼかし?役替りで、マーキューシオ役を極美慎くんと分け合いました。
「柳生忍法帖」の七本槍のメンバーの中で、見せ場が多かったのがしんくんでしたらか、立場は逆転してるのかな?と思わずにはいられかったです。
が、芝居(役作り)を観てみれば、やはりぴーすけは巧いな、と思わされます。
同期のありちゃん(暁千星)が組替えで月組から来ますから、どうなることやら、です。
入団成績は、ありちゃんが1番でぴーすけが3番なんですよね。実力伯仲!
95期のトップ・礼真琴をヒーロー(ひろ香祐)やせおっち(瀬央ゆりあ)が支えているように、
98期のありちゃんを支えに回るのか、どうなのか??
今後の星組から目が離せません!
天飛華音くんは、3人口で
前回の大劇場公演「柳生忍法帖」では、コミカルな雲水の役で目立って美味しいお役にあたりましたが、今回は、3人口での登場で、特に目立つお役ではなかったですね。
ウバルドの親友役ですが、ガッツリ絡む場面はなくて…
歌える生徒さんですが、今回は、ヒーロー(ひろ香祐)、しも(夕渚りょう)やちゃりお(碧海さりお)らと出てる場面が多かったね^^
悠真倫さんやオレキザキ(輝咲玲央)も巧い!
ファラオとしての貫禄充分な悠真倫さん!!
堂々としていて、歌っても良し、娘を思う父親な一面もあり、やっぱり芝居に厚みをだしてくださいました。
オレキザキのアモナスロも、狂人のふりをして、反撃のチャンスを伺うエチオピア王、巧い。
一樹千尋さんが演じてこられたお役ですが、一樹千尋さんとはまた違った、強さを感じるアモナスロ。
もっと、戦いに勝利することに執着しているような…
歌上手枠の生徒さんご活躍
宙組公演で、エチオピア人の囚人・ファトマ(アイーダの侍女)は歌上手の美風舞良さん、純矢ちとせさん、新公で彩花まりさんが演じておられましたね。
星組の今公演は、安定の歌上手副組長・白妙なつちゃん♪
あと、同じく囚人役の音咲いつきちゃんもソロもらってました。
エトワールは、礼真琴コンサート「VERDAD!!」で美声を披露した都優奈ちゃんを抜擢。
これは、こっちゃん(礼真琴)の歌唱に惚れ込んだ木村信司先生が、「歌上手」にこだわって作られた作品なのかな、と思いました。
礼真琴&有沙瞳の二強がお上手すぎて。
ただ、歌唱力がある、というのではないんです!
豊かな感情をメロディに、歌詞に載せているんです。
だから リアルに心情が伝わって心が震えるのです。
極上のミュージカルを観た後に余韻を引きずるように、昨日から、ずっとお二人の歌唱シーンが脳裏に蘇って…
何度も脳内再生して楽しんでます♪
画面越しでこれだけ楽しめたのだから、劇場で観たら、どれほど素晴らしかったことか…
コロナのせいで、初日の幕があがるのが遅れましたが、無事に千秋楽を迎えられてよかったです!
お疲れさまでした!