宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】同じ明日海りおのコンサートでも…

全然満足感が違う 横アリの「恋するアリーナ」と舞浜「Delight Holiday」

昨年の今頃は、横浜アリーナでのコンサートに向けて 胸を高鳴らせていたというのに… 今年は退団発表した雪組トップスター望海風斗様のコンサートの開催が流れてしまいました。

 

トップスターの退団前にコンサートをする、というのが最近の習いのような感じですね。

 

「Delight Holiday」の公演が発表になったのが 2年前、2018年5月29日でした…

コンサート??と衝撃が走り、

そろそろ覚悟を決めねばな、と思ったファン多数だったと思います。

 

「Delight Holiday」は2公演観たのですが、本当に、楽しくて すごく印象に残っています。

 

規模の違い、演出の違い、色々ありますが

舞浜のアンフィシアター、という会場は、それまで名前すら聞いたことがなかったんです。

TDR(東京ディズニーリゾート)内にあり、2008年にオープン、2011年までシルク・ド・ソレイユの専用劇場だったんですね、私が東京から神戸に引っ越したのが2000年、宝塚にハマったのが2008年だから 全然知らなくて。

 

すり鉢状の客席で、1階も2階もなく一体化してるのがいいですね。

3方向に客席があるので、演出に工夫が必要だったそうですが どの席に座っても客席から遠い感じがしないのでより盛り上がれる感じです。

上海ディズニーランドのTARZANの公演を観たんですが やはりアンフィシアターのような3方向から観れるような劇場で 「Delight Holiday」を思い出してました…

 

このステージと客席、出演者とファンが一体化できる2170席の会場で、稲葉太地先生の素敵な演出と企画で うっとりさせたり 笑わせたり 盛りだくさんだけど心に染みるステージでした。

 

今回 「恋するアリーナ」を観て改めて思ったこと

ここからは 私の個人的な意見ですので ご理解お願い致します。

 

先日 録画してあった「恋するアリーナ」を観ました。

「恋するアリーナ」は、みりおちゃん(明日海りお)の退団直前のコンサートであり、誕生日を祝うというスペシャルな企画もあり、

華優希ちゃんのトップ娘役プレお披露目公演でもありましたが

みりおちゃんに「最高の花道」をプレゼントする、という意義が大きかったですね。

 

宝塚歌劇100周年を盛り上げ、まとめた柚希礼音様の退団前のコンサートは、武道館で行われ、真矢ミキさん以来の快挙でしたが…

 

前人未到の集客力を誇るみりおちゃんが 宝塚初の… ひょっとしたら、最初で最後の「横浜アリーナ」でのコンサートを挙行致しましたっ!!

 

誰でもが立てるステージではない、が…

ビッグなアーティストと言えど、武道館や横浜アリーナのステージに立てるわけではないので、花組のみなさんが 横浜アリーナのステージに立てたのは、一生自慢できる貴重な経験でしたね。

 

しかも、3公演のうち、どこかで出演出来たので 花組生は全員横浜アリーナを経験!

そして 月組に異動になってしまったちなつ(鳳月杏)もゲスト出演で、一緒にステージに立てました、やったね!

 

横浜アリーナ、「恋アリ」で初めて行きましたが…あまりの広さにびっくり!

Bステージ・12000人収容ですものね。

これだけ集客できる、みりおちゃんがすごい…というのもアピールポイントだったのかな?

 

ま、好みの問題なんですけど 私は、断然「Delight Holiday」がよかったです♪

 

大きいことは良い事だ~♪ と、一概には言えないですよね。

 

広すぎて…みんなが遠かった

時々 トロッコに乗って みりおちゃんや 花組子が通ってくれるので、アリーナ席はよく見えて楽しかったのですが、スタンド席は豆粒席だったそうです。広いから仕方ない、か。

 

センター席には座ってないですが、見にくかったんじゃないかな? フラットなところに椅子が並べてあるだけだから。

エプロンステージがあるので、下から見上げるような感じだと見切れたんじゃないかしら?

 

横浜ソングコーナーが長くてちょっとうんざり。

演出の齋藤吉正先生のご出身が横浜、ということで思い入れが強すぎたのか?

 

こういう歌い継ぎは、「Delight Holiday」でもありました。

平成の30年を振り返るヒットメドレーで、これは誰でも楽しめたんです。自分の思い出とも重なって、この曲はあの時に流れてたな~ などと、一人ひとりの思い出とリンクしてすごく胸熱なコーナーだったんです。

 

が、「恋アリ」は、知らない横浜ソングも多く、ブルーライトヨコハマは1968年、横浜たそがれは1971年リリースで、半世紀も前の曲。さすが斎藤吉正先生。

昭和歌謡もたいがいにしてほしいな、と 聴きながら思ってました。

どちらの歌も知ってますけど スタイリッシュなショーには不向きのような。

名曲だけど 宝塚のみりおちゃんのコンサートに採用しなくても…

 

斎藤先生は、ザ・ピーナツ(1959年デビュー)の曲とかお好きですよねー

 

宝塚の曲封印

なんだかね~ 他にもいい曲いっぱいあるだろ、的なもやもや感がそこはかとなく。

みりおちゃん、退団目前なんだから 今までのみりお主演の作品の曲のメドレーとかあればよかったのに。

 

終始わいわいしてて、しっとりとした場面とのメリハリがほしかったような…

 

あ、みりおちゃんの「キャラバンの到着」のダンス、素敵でした、あれは良かった♪

 

みりおちゃんの意向を受けて、だと思うんですけど 運動会。

コンサートに運動会はいらないけど まぁみりおが雪辱をすすぎたかったんでしょうね♪

 

舞浜アンフィシアターを求めても駄目

と気づいたのが遅かった。

 

あまりにもアンフィシアターが楽しすぎたので、

また、みりおちゃんのコンサートだ~ 最後のコンサートだ、横アリすご~い!!

て舞い上がってたけど。

 

舞浜では、妖艶なちなつちゃんとの場面 生唾ゴクリですごく余韻のある場面でしたし、聖乃あすかちゃんも場面もらってる!と成長を喜んだり、

 

アンフィシアターだから ディズニーソングのコーナーも楽しいし、

クリスマスシーズンだから クリスマスソングメドレーも素敵だし、

見どころいっぱいで 楽しかったな~♪

 

何より トップ娘役のゆきちゃんが何をやってもお上手でした。

 

それを考えると 「恋アリ」心から楽しめなかったのは 新トップ娘役がおどおどして 声出てない 音外してる、でハラハラしながら観てたからというのも大きかったのかも。

 

久しぶりにOGゆきちゃんの歌声聴いたら 泣きそうになりました… アニーの「Tomorrow」弾き語りです♪

www.youtube.com

 

横アリでみりおちゃんのお誕生日を祝えたのは良かったけど

みりおちゃんスキーが集結してて、あの広い客席の熱気がすごかった!

12000人の心が1つになっている感じがして胸熱でした。

皆で 6月26日のみりおちゃんのお誕生日をお祝いできて 楽しかったです♪

でも 会場が大きい=生徒さんたちが遠い。

 

小さい会場のほうが一体化は感じやすいです。

選曲の良さや、衣装の品の良さなども私好みで楽しかったのは アンフィシアター。

どの場面も素敵で、出演者のキラキラ感を身近に感じられて幸せでした♪

 

また アンフィシアターのDelight Holidayのような スタイリッシュなショーが観たいです。

 

今 あんなショーをできるのは やっぱり雪組と星組かな? ちょっとテイストは違うけど。

 

あぁ~ 実力派トップコンビ 望海風斗&真彩希帆の退団は痛いですね…