宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】明日海りお@スポニチ、憧花ゆりのインスタグラム

外面のゆるふわからは想像できないほど 芯のある男役

それが 明日海りおの魅力。

なんでもそうですけど、ギャップ萌えってありますね。意外性というかサプライズというか。

不意討ち食らって落ちる、というのはよくあります  (*´艸)

可愛い顔して やるじゃない? みたいな ^^

 

今日の スポニチのSaturday 宝塚 先週に引き続き みりおちゃんが登場してました。

 

「本当にたくさんのステキな役に出会いました。私なりに悩んだり、うちひしがれたり。でも、どんな時も宝塚が、男役が何より大好きだった。精神的には本当に、ひ弱だったんですけど、いろんなことを経験して根性はついたかな」といたずらっぽく笑った。

 スポニチより引用

 娘役でもいいんじゃない?と言われることも多かったというみりおちゃん。

男役にしてはキュートなお顔立ち、という見た目とは裏腹に すごく熱い男役魂を持ってらっしゃることに気づいてからは 大好きになりました。

 

「男役が何より大好きだった」と言い切れることが すごく大切だと思うのです。

意志あるあるところに道は通づる、ではないですが 

より素敵な男役を目指し、男役であることに誇りを持ち、自ら思い描く男役像を体現するために頑張るからこその宝塚男役の伝統は守られてきたのだと思ってます。

 

今までに 娘役を当てられた時に 嬉々として演じたり、娘役を当てられる自分は美しい、と自認しているのが見え見えのトップさんがいらして幻滅したことがあります。

男役魂が揺らいでいるんですね。

夢を見せるはずの男役がこれでは、トホホ…です。

 

みりおちゃんは 他にあまり類をみないタイプのトップさん。宝塚の長い歴史の中でも 後々まで語られる逸材だと思ってます。おぉ、柚希礼音様と同じだわ  (*´艸)

 

谷正純先生の…舞台人は性格がいいことに尽きる、がわかる

 さらに、後を託す後輩たちへの言葉が彼女らしい。「舞台ってその人の取り組み方や人間性が大きく作用する」と持論を展開した上で「宝塚にいる私たちは『生徒』という立場であることを忘れてはいけない。常に勉強、研究をし続けなければいけないし、それができているのも周囲の温かい思いがあるからこそなんだ、と。そういう精神を変わらず持ち続けてほしい」と宝塚への思いは最後まで熱かった。

 スポニチより引用

  舞台ってその人の取り組み方や人間性が大きく作用する、まさにそのとお~~~り!

よく舞台って性格出る、って言いますよね。

演じてるつもりでも やはり演じる人の個性はでるし 大勢で創り上げる舞台は 互いに作用し合うから、人間性が問われますね。

トップであるみりおちゃんが しっかりとこういう考えを持っていることが素晴らしいです。組子は幸せですね!!

 

そして 勉強や研究ができるのも 温かい思いがあるからこそ、と周囲への気遣いも忘れません。あっぱれじゃ。

 

元月組 組長・憧花ゆりのさんのインスタグラムで

元月組にいたみりおちゃん、当時の2期上の先輩が憧花ゆりのさん。

 

月組組長を務めた後、今は大阪芸術大学で学生として 第二の人生をおくっているすーさん(憧花ゆりの)。

その すーさんが みりおちゃんの退団公演をご覧になったようで インスタグラムにプログラム(みりおちゃんのページを開いて)を持ったご自身の写真をUPされてました。

 

そのすーさんのキャプションは 月組時代のみりおちゃんの思い出とつながって…

 

引用させていただきます。

みりおが…退団…
月組時代は、人見知りで自分の世界からなかなか飛び出さないような不思議な面のある人でした。それが魅力でもあった。

神様は才能ある人には試練をお与えになります。もっとその才能を輝かせなさいと…元々の性格から花組に行ったみりおはきっと悩み苦しんだに違いない。自分の世界の箱の中から飛び出さなきゃと…

彼女は、見事に飛び出して花を💐開かせました。その中でどれだけ歯をくいしばって涙を流したのだろう?…そんな事を思うと涙が溢れてきました。

必要な試練がある。そんな時は、堂々と受けて立つ。乗り越えた人間のオーラたるや、凄いものです。

人間じゃない様な雰囲気を持つみりお。でも、あの人は最も人間らしいのです。

 

憧花ゆりの インスタグラムより引用

 

みりおちゃんが花組に異動になった当初 辛そうなのは観ててわかりましたね。

今でこそ 学年もあがって トップとして素晴らしい実績を打ち立てて トップオブトップとして君臨している感がありますが 最初の頃は心配してました。

 

そうか、そんなに人見知りだったんだ…。

ひとつひとつ ハードルを乗り越える度、自信につながっていきます、

自信はその人自身を輝かせて 周囲の称賛を得ます、そうするとまた自信がついて…の好循環。

きっとみりおちゃんは そんな日々をすごしてきたのでしょう。

 

すごくすごく 頑張って成し遂げたことも たくさんあったと思うけど 何事もなかったかのように いつもの爽やかな笑顔で 人を幸せにしてくれました。

人間らしからぬ フェアリータイプだけど すーさん曰く 人間らしい、と。

きっと 私達の知らない所で 泣いたり悔しがったりしてたのでしょうね。

そういう悔しさ 苦しさをバネに 頑張ってこられたのかな。

これからも 組子のポーラスターになって 遠くから導き見守って頂きたいです♪ 

◆外部リンク

憧花ゆりの インスタグラム (現在アカウント削除されてます)

座付き作者・谷正純 人に笑われ、人と違うことはイイことなんだとまず教える 2014.2.8 ZAKZAK