2020年11月12日15時30分公演を観てきました。
アナスタシア、好評のようなので期待してました。
いや、もっと前、今年4月にスカイステージで放送された「ミュージカル『アナスタシア』の世界 ~日本初演・宝塚歌劇上演記念スペシャル~」を観て、興味津々でした。
以前、記事にしたことがあるのですが大昔に「ニコライとアレクサンドラ」という映画を観て「ロマノフ王朝」に興味を持っていたので アナスタシア伝説を知ったときはわくわくしました。
どこかで生きていたらいいな~と。
ちょっと義経伝説のようですけれど^^
終演後はすっかり日も落ちて・・・。好みのポスターです!
観終わったあとに、いいもの観た~という満足感に満たされました
上 ↑のポスターにも書いてあるとおり、ANASTASIA THE MUSICAL。
大作ミュージカルを観た後のような満足感は、楽曲の素晴らしさ、歌唱の素晴らしさからくるものだと思われます。
元のディズニー映画の段階で 音楽がアカデミー賞にノミネートされるぐらいです。
曲がすごくすてき♪ それでいて、通常の宝塚のお芝居と違って曲の数が多い!!
それを歌いこなす 真風(真風涼帆)は、書き下ろしの曲ももらった、ということもあってか、ものすごく頑張ってました!
成長の後がはっきりわかるぐらい、声が伸びて声量にも驚かされました。
広い舞台でただ一人で歌い上げるシーンは圧巻!
1作品の中で、こんなに朗々と歌い上げる曲を何曲も歌ったのは初めてかな?
オーシャンズ11のようなポップな曲ではないので 音程にはかなり気を使っている印象を持ちました。
この作品は、真風にとってターニングポイントであり、大切な宝物になるのでは、と思います。
「アナスタシア」のディミトリ役が、真風の代表作になる予感がしています。
宙組トリデンテと3番手、4番手も大活躍の充実ぶり!
今回はトップ真風と、2番手のキキちゃん(芹香斗亜)は、敵対する役どころ。
お芝居でトップとコンビを組むのが3番手ずんちゃん(桜木みなと)。
トップと一緒にいることが多いので出番も多く…今回はビジュアルもまさかの…(*´艸)
その上、4番手?のそらくん(和希そら)こちらもまさかの…女役(*´艸)
3、4番手のずんそらで、サイドストーリーがあるという美味しいお役でしたね。
メインキャストが全員歌える、って素晴らしい!!
まだこの下に 留依蒔世、瑠風輝、鷹翔千空、風色日向、亜音有星…と期待の若手が数珠つなぎ。
観てて楽しいはず!
充実の宙組だからこそのミュージカル!
お役が少ないのが、海外ミュージカル
海外ミュージカルを 宝塚のスターシステムに当てはめると無理が生じることもあると思いますが…稲葉太地先生、タイトルロールのアナスタシアから、男役のディミトリを主軸に書き換えて 成功してますね。
稲葉先生お疲れさまです♪
とは言え、元はブロードウェイミュージカル。お役は少ないです。
一応、名前の付いているお役でもセリフが殆どない役も多数あります。
留依蒔世、鷹翔千空は、ディミトリの悪友ですが目立つシーンは1場面のみ。
瑠風輝はニコライ二世だけどセリフなし。
皆さん、あちらこちらでアルバイトしてますね^^;
ニコライ一家は、お着替えに忙しいぐらいあちこちでお見かけします。
世界でも類をみないほど1カンパニーの数が多い宝塚ですから仕方がないとは言え…
ちょっともったいない側面も。
見応えあるので通えます! 2回の予定が4回になっちゃいました^^
友人は、4回の予定が計7回になったらしいですw
月組も「ピガール狂騒曲」楽しいので通えますし、宙組も見応えのある作品ですので通えます。
それでも…今日は2階でしたが 先日の月組を2階で観た時と同じぐらいの空席率でした。
全席売っても、満席になることはないのかな? これがコロナの時代のスタンダードなのかな?とちょっと寂しいです。
今、チケットをお持ちの方は、どうぞ期待してお待ち下さい♪
キャスト別の感想は、明日以降にUPします。