2幕の紗幕
今日はこんなお席で観て来ました。勘違い視線もらったり舞台に近くて楽しかったです!
そして!! 本日11時公演は、雪組のトップ3、望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈のお三方も3列センターでご観劇。
オフのだいもん、まあやちゃんを見るのは多分これが最後だろうな、と だいもんの端正な横顔を眺めてました♪
今日は、雪組のトップコンビと2番手で同期の咲ちゃんも観に来た、ということで、お約束のアドリブシーンはなんと!! キキちゃん、ファントムの一節を歌う、の巻~♪
右手で顔半分を覆いつつ…めちゃ巧い~!
サンクトペテルブルクとパリを旅してきました
中学生の頃からアナスタシア&ロマノフ王朝には興味があったのでw
1回目観劇の幕開きから、ズボーっとドハマリしています。
前回、初観は、全体を捉えるので精一杯だったので、今日は何も考えずに ミュージカルを楽しもう、と思って臨みました。
2階席は、全体を見渡せて、予習をするのに丁度いいですが、やはり舞台と近いお席はワクワクしますね♪
舞台装置と映像が融合して サンクトペテルブルクの街角を、パリの風景を、吹雪の中を走る列車の疾走感を。
サンクトペテルブルクの駅舎やゴージャスなパリの劇場、アレクサンドル3世橋や列車などの装置も素晴らしい!
歌唱力に圧倒されました!
真風涼帆
もう、真風の成長著しいので母さん嬉しいよ状態です!!
ビッグナンバーを声量も伸びもある声で軽々と歌ってます。
あぁ こんな日が来るなんて! 努力が実を結んだのね、ってすごく嬉しいです!
ユスポフ宮殿の根城で、大きな舞台に 真風唯一人、ソロを歌う。
なんて素晴らしいの!
大きな真風が、よりビッグに見えて 頼もしい!
今後 どんなお役を貰えるのか この歌唱力があれば、どんなお役でも説得力をもって、胸に迫ってきそうです。
真風涼帆にとって、この作品は代表作にになるでしょうし 真風のために書き下ろされた「She Walks In」は彼女の宝物ですね。
この作品が真風をさらなる高みへ連れて行ってくれる気がします。
星風まどか
まどかちゃんは、もともと歌えるトップ娘役さん。
危なげなく 安心して聞いていられるのがいいですね。
芹香斗亜
キキちゃんは、星組から花組に異動になった頃は、お歌頑張れ、って感じでしたが、どんどん上手くなって… 更に宙組に来てからはめきめき上達♪
今公演では、音域の広い難しい歌を堂々と歌っています。
音程ブレずに、重量感のある声で朗々と歌うので、胸にささります。
銀橋でのソロも素晴らしかった!
滑舌がいいので セリフも聞き取りやすいですが 歌もね、やっぱり声がいいと 歌もお芝居も印象に残ります。
以上、トップ3、皆さん歌えるので見応えあります。
トップ3がメインキャストで出番が多いのに 歌がいまいちだと観ててしんどいですけど 宙組はいいなぁ~♪
桜木みなと
ずんちゃんはヴラドというひょうきんなおじさんのお役を楽しんで、軽妙に演じているのが 観ていて楽しい!
真風との阿吽の呼吸の掛け合いも楽しく、真風とともにお芝居を動かしてる感じがします。頼もしい!
和希そら
今回女役のそらくん(和希そら)は、舞台登場の第一声からして、滑舌良く、リリー伯爵夫人を作り込んでますね。
それでいて、ネヴァクラブのダンス付き大ナンバーもあり 見せ場いっぱい!巧い!!
この作品の中で、リリーはもともとこういうダンサーな役どころなので そらくんがいてくれてよかった…と思いました。
このところ、役付のいいそらくんですが、その波に載っての抜擢というより、本当に、そらくんにぴったりなお役なので 納得のキャスティングです。
コーラスの宙組に泣ける!
お役が少ない作品ですが、サンクトペテルブルクでの街でのナンバーは、みんなが生き生きしていて楽しいです。
歌の場面がある生徒さんは限られていますが、美しいコーラスを披露してくれるのが1幕、ロシアからブタペスト経由でパリへ向かう列車に乗り込むところでの歌。
アカペラから始まり、やがて伴奏も付いて大コーラスになるのですが たくさんの音が重なる重唱が圧巻です。
宙組生の意気込みや、ハーモニーの美しさ、いろんな感情とともに押し寄せてきて泣きそうになりました。
本来なら歌上手のもえこ(瑠風輝)にも1場面あげたいぐらいなのに、今回ソロの歌唱場面ないですし。
ニコライ一家で歌があるのは、あおいさん(美風舞良)とじゅりちゃん(天彩峰里)。
マリア皇太后のすっしーさん(寿つかさ)←お歌頑張りましょう。
真風とまどかちゃんのトップコンビのデュエットソング
「Journey to the past」は、きれいなメロディラインで鼻歌で歌ってしまいそうな覚えやすい曲で 大好きです。
劇団は第二のエリザベートを探している
宝塚は近年、「エリザベート」「風と共に去りぬ」など何度も再演される長年の看板作品に新たな一作を付け加えようと模索してきた。
日本経済新聞 8月7日夕刊より引用
人気の演目は演者の人気に左右されず一定の集客効果が見込め、特にエリザベートはチケット入手が困難とされるほどだ。
日本経済新聞 8月7日夕刊より引用
…というわけで、人気の「はいからさんが通る」をエリザベート並に再演しようと目論んでいる様子。
先日、無事幕を下ろした「はいからさんが通る」は、二次元原作で、キャラが立ってるので、楽しいですね。
「エリザベート」に代わるミュージカルを、と これまた、前に記事に書きましたけど、ウィーン劇場協会の売り込みで鳴り物入りの「I AM FROM AUSTRIA」演ったけど…二匹目のドジョウはいなかったみたい。感動ポイントわからなかった。
フレンチミュージカルの「ロミオとジュリエット」も「第2のエリザベート」に育ちつつありますね。
で、版権が高いのか、そういう裏事情はわからないけど、「アナスタシア」なら「第2エリザベート」になり得るのでは、と思いました。
タイトルロールが女性だけど、うまくトップスターを主人公に据えて、成功しています。
さすがに小池修一郎先生の弟子^^ 稲葉太地先生。
楽曲もいいですし 最初は、報奨金目当てでアーニャをアナスタシアに仕立て上げていたけれど マリア皇太后はアーニャをアナスタシアと認めたのに アーニャが本当の家族と出会えたことが自分へのご褒美だ、と報奨金を辞退するディミトリ…というのもいいお話で。
アナスタシアは、生き残っていたのか?というロマンと大人のおとぎ話のような素敵な作品。
「王道の感動作だから ヒット間違いなし♪
いつかまた歌える組で 「アナスタシア」を再演してほしいです。
素敵な楽曲とほのぼのとした内容で、ミュージカルを観た、という満足感に満たされて帰路につきました。