宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】『アナスタシア』 特別プロモーション映像公開!

ミュージカル「アナスタシア」、2017年 ブロードウェイで初演。

 

今春、梅芸制作で「アナスタシア」日本初上演の予定の公演の多くがコロナで流れてしまったのは本当に惜しいです。

何回上演できたのかしら?

大阪公演は全日程中止でしたね。

 

あれから半年余。 いよいよ宝塚歌劇で今秋 宙組で「アナスタシア」。

 

宝塚の公演再開当初は 恐る恐るでした。 

花組星組宙組雪組月組の順に幕があいて…

花組星組にコロナ陽性の生徒が出たのでやっぱり無理か orz と思ってたのですが このところ順調!!

この調子なら予定通り上演できそうですね!!

 

「アナスタシア」は タイトルロールが女性=トップ娘役のウェイトが大きい感じですが、

それをどう 宝塚っぽく潤色されるのか 稲葉太地先生のお手並み拝見。

エリザベート」を宝塚版に潤色して絶大な人気作品に仕立てた小池修一郎先生の薫陶を受けている稲葉太地ですから 期待できますね!

もともと星風まどかちゃんにぴったりの作品~~♪と言われてたので まどかちゃんの魅力満載の公演になりそうです!

 

この公演は、三井住友カードミュージカル、ということで冠公演。

冠公演は…スポンサー資金が潤沢ですから 衣装やセットが豪華かも! こちらも期待~♪

 

そして もう一つの目玉、ブロードウェイのクリエイティブスタッフによる書き下ろしの曲もありますから。

これは 我らが真風が歌うことになってますね♪

お餞別…じゃないよね? ドキドキ…

 

海外ミュージカルは、「エリザベート」でもわかるように 歌いこなすのが難しい曲が多いですね。

それ故に 海外ミュージカルは、歌唱に難のあるトップコンビには当てられない印象です。

 

2009年の星組公演「スカーレット・ピンパーネル」では、安蘭けいさんのために「ひとかけらの勇気」をワイルドホーンさんが書き下ろされました。

そして 今でも名曲として歌い継がれています。

音楽の宝箱スペシャルで、歌上手トップ 望海風斗✕礼真琴 で歌われましたね~♪

 

今回、主役のディミトリー役の真風(真風涼帆)に書き下ろされた曲、「She walks in」は

音楽の持つエネルギーやパワーがすごかったので 初めて聞いたときはどうやって歌ったらいいのかと思った、と真風談。

真風も海外のクリエイティブスタッフに曲を描き下ろしてもらう程になったのか…と感慨深い。

…ということは…はい、母さん嬉しいよ状態ですw

安蘭けいさん並の扱いということで 真風も立派になったなあ…グスッ。

 

心に残るメロディがあるのか今ひとつ宝塚歌劇公式HPの動画ではわかりにくかったのですが、お芝居の中で歌われたら、その心象風景と相まって 胸に迫るものがあるのかも知れません。

そして またひとつ宝塚に 歌い継がれる名曲が生まれた…となるのかも?

 

グレブ役のキキちゃん(芹香斗亜)は、

グレブはパワフルな人物。悪役の印象がなくて アーニャに出会って惹かれる思いと 自分が果たさなければならない仕事との間で揺れ動く「悩ましい人物」。

(キキちゃん(芹香斗亜)が歌う「The Neva Flows」は)大きな曲で 体力がいるな、と歌ってみて感じたそうです。

ロシアの広大な河に向けて歌えたらいいなと思う、と言って 笑わせていました。

 

タイトルロールのアナスタシア役星風まどかちゃんは、

2人のイケメンを虜にしてしまうアーニャw 羨ましいお役w

代表的な歌「Journey to the past」を歌います。ここは見せ場らしいですよ、ブロードウェイ版では。

宝塚版でも、最も印象的なシーンで歌われるのではないでしょうか。(1幕ラスト?)

 

それぞれの思いが重なりあって希望になっていくのだそう。

 

テーマは、ホーム、ラブ、ファミリー

この3つは いつもより 強く、強く 大切なものだなと感じられるらしいです。

 

出演者のひとりひとりが スタッフのひとりひとりが

ホーム、ラブ、ファミリーを強く感じて 宝塚版アナスタシアとして上演したい、と演出の稲葉太地先生が抱負を述べられました。

 

いつもでしたら、冠公演では、三井住友カードのおえらいさんと、小川理事長も加わって 東京で制作発表会が開かれるところですが、コロナ禍の現状では、東京への移動、記者を集めての会見は危険と判断されたのか中止になり、代わりにプロモーション映像の公開になったんですね。

 

制作発表会があれば、歌の他に寸劇(ピックアップのワンシーン)が演じられてちょっと雰囲気がわかったりするのですが 今回はそれぞれの歌唱とトークのみで少し寂しかったですね。

 

きれいなアレンジメントフラワーで飾られたテーブルも金屏風もなくて…

 

「アナスタシア」は11月7日 宝塚大劇場で初日を迎えます。

通常 初日の40日前が集合日と決まっているようですが、今はコロナ禍の世の中、50日前に集合日だったんですね。

お稽古場が密にならないよう、分けてお稽古するためでしょうか。

 

ブロードウェイ・ミュージカルに挑戦する宙組生、宝塚初演のこの作品がすてきなものになるよう、元気でお稽古に励んでくださいね~!!