何〜? この短期間に花組の記事ばかり!
昨日は『DEAN』16時公演を観劇後にヅカ友さんたちと晩御飯をたべて帰ったのでもう更新をパスしてしまいました。
で、お話している時に、明日配信、連日になるけど観る、っておっしゃってて…
「え? 明日?知らなかった…用事が入ってなくてよかった〜」
日本青年館ホールの大千秋楽が配信だと勝手に思いこんでて、危なかった〜。
ドラマシティ公演の千秋楽でもない、普通の土曜日に配信とは…うっかりしてたわ。
私も配信、見ました。
生観劇までに話題にしすぎて、さすがに、もう書くのをやめようかと思うほど…ですがせっかく観てきたのでサクッと感想書きとめます。


2025年11月21日16時公演を観劇。
キャスト別感想
ジェームズ・ディーン 極美慎
劇団の期待を一身に受けて、花組異動、そして『DEAN』。
『にぎたつの海に月出づ』と言い、作品に恵まれていますね。
いい作品、いいお役との巡り合いは、自己研鑽のチャンスでもあり、ステップアップのチャンスでもあります。
組替えという大きな転機にこの作品に巡り会えたことは僥幸でした。
苦悩しつつ演じるディーンを、極美慎くんが渾身の演技で客席の心を掴みました。
若くして不慮の事故でなくなったこと、ちょうどこれから、というタイミングで亡くなったこともあり、薄幸のスター、というイメージ。
更に母との死別、父との確執なども描かれ、捻くれ者でわがままで…愛に飢えた「孤独で危うい青年」のイメージも。
だからこそ、ディーンから目が離せない。
極美慎くんが、屈折した心情を監督にぶつけたり、お母さんのことで慟哭したり激しい感情を表現を頑張っていましたね。
初めての花組の舞台で、完全アウェーからの出発でしたが、花組のみんなと芝居を創る極美を観るのも新鮮ですし、よく頑張ってました。
花組男役・極美慎の記念すべき第一作目ですから、気合も入っていますね。
星組のときは、トップの礼真琴、2番手の暁千星の下で弟的存在でしたが、花組にも3番手で行っていますが、2番手は同期の聖乃あすかくんで、極美は星組時代と違い。
急に求められるものが大きくなった感じです。
責任も与えられて、「漢・極美慎」に変貌を遂げたと感じました。
ヘダ・ホッパー【ハリウッドの新聞女王】 美風舞良
PR会社のベン(希波らいと)が、ディーンに「性格キツイ」と耳打ちするぐらい、キョーレツな個性のヘダ・ホッパー。
NYの新聞女王ともなれば当然かも知れません。
美風舞良さんは滑舌がいい、セリフまわしがお上手なので、ぴったりハマってました!
エリア・カザン【「エデンの東」監督】 紫門ゆりや
今公演のゆりちゃんは、終始真面目でにこりともしないお役。
前公演の死神からのカザン監督、役の振り幅大きい〜^^
クールな監督。
感情的になっているジェームス・ディーンに、今日はここまでと言っても聞かないので
「電気を消せ!」
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く〜〜〜っ!!
ディーンの母 糸月雪羽
ディーンの優しいお母さん。
9歳の時に亡くなったから、ずっとディーンの心に生き続けている。
もうピッタリの役どころ、優しくまぁるい歌声が癒やし。
ニコラス・レイ【「理由なき反抗」監督】 一之瀬航季
一之瀬航季くん、今公演でも、3番手役で、いい味出してました。
お芝居お上手。
『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』でトマス・スタンリーを演じて以来、注目してます。
モーゼス【ニューヨークの屋台店主】/バズ 愛乃一真
まのっち(愛乃一真)は、101期入団成績3番で、歌上手さんなのに、役付渋いわ。
ショーでは、歌手として場面もらっていますが。
今公演では、NYのコーヒーの屋台の店主で極美慎くんとの場面多いし、歌上手の朝葉ことのちゃんとの歌唱場面もあって大活躍しています。
決闘場面にも登場して目立つ役です^^
エリザベス・テイラー【「ジャイアンツ」ヒロイン】 三空凜花
エリザベス・テイラーもナタリー・ウッドも第二幕からの登場で、一幕はアルバイトしてますね。
みくりんちゃんはエリザベス・テイラーというイメージではないけど、キュートな娘役さんでダンスがお上手なのでいつも👀が行きます。
ディーンの父 南音あきら
幼いディーン(=謎の少年、彩葉ゆめ)との場面(回想シーン)で登場。
別箱公演で、見せ場があってよかったです! 谷先生GJ。
アイリーン【ニューヨークガール】 朝葉ことの
ニューヨークガール、の意味がわからなかったけど、
ディーンのニューヨークの舞台役者時代のガールフレンドね。
ディーンってハリウッドに行くまでは舞台役者だったのね。
ことのちゃんも声がいい、滑舌いい、芝居が巧い、歌がうまい。
結局、声がいい役者さんは歌唱も、お芝居もお上手ですね。
娘役2番目のお役で大活躍でした。
ジョージ・スティーブンス【「ジャイアンツ」監督】 涼葉まれ
「ジャイアンツ」も第二幕で登場するので、一幕ではアルバイト。
2幕のジャイアンツの稽古場面は、どなってばかりのすごく怖い監督でした
ベン【ハリウッドのPR会社社長】 希波らいと
もうキラッキラで目立つ目立つ!!
ベンは、独特のセリフ回しで笑いを取ってましたね。
派手な身振り手振りとハイテンションで能天気な社長を好演。
終盤で、ディーンに友達だと言ってもらえて、ハッとするところがいい♪
ママ・アンジェリ【ピアの母】/ケイト 詩希すみれ
いつものすみれちゃんと全然違う二役。
ママ・アンジェリ、ピア・アンジェリの母ともにちょっと怖い女性。
ママは、絶対にディーンに娘を会わせてくれないし(言い方が怖い)、
映画のワンシーン、亡くなったと思っていたお母さんは売春宿を経営していた、の所は、長煙管付加していて
やっとの思いで会いに行ったディーンを見て
「誰かこのガキをつまみ出しておくれ」と吐き捨てるように言って…ディーンの心を壊しにかかる。
お化粧も、表情も、台詞回しも迫真の演技もすごく良かったです!
パット【ディーンの追っかけカメラマン】 天城れいん
今回、青春のすべてをかけてディーンをカメラに収めたいというだけあって、ずっと舞台上にいて、時々カメラを構えています。
露出がすごい!
劇団推し、ということですね。
ストーリーテラーとしてもたくさんのセリフを当てられて期待のほどが伺えます。
ピア・アンジェリ 美羽愛
とっても可愛いヒロイン、ピア・アンジェリ。
イタリアからの移民なのでとても家族(ママ)を大切にしているピア。
育ててくれた叔父叔母はいるにしても 気を許せる家族がいないディーンには面白くなくて不貞腐れるディーンと困ってしまうあわちゃん(美羽愛)のシーンがとっても可愛い。
極美慎くんとの並びはすごくよくてキュンキュンしました。
カーニバルごっこで綿あめを作って食べる振りをしたり、ライフルの小道具で射的のマネをしたり、ソファに座って観覧車、そして…キス…は未遂におわったけれど…
少女漫画のような可愛いシーンですね^^
ナタリー・ウッド【「理由なき反抗」ヒロイン】 初音夢
初音夢ちゃんは、「理由なき反抗」のヒロイン。
ジェームス・ディーンよりも年上設定、ディーンに強気。
小柄でも、しっかりものな感じがでてるのは、滑舌よく、キレのいい芝居をするからなのでしょう。
サル・ミネオ【「理由なき反抗」出演者】/ピアノ弾き 鏡星珠
鏡星珠くんは、1幕は酒場のピアノ弾き、歌唱場面はありますが、客席に背中を向けているのでわかりにくい。
2幕は、映画の決闘場面で目立つお役。
何でもできる役者さんなので、頼りになりますね。
サマンサ【ヘダの付き人】 湖春ひめ花
今回はヘダの付き人なので、しっかりした女性役(子役ではなく)。
幼いイメージがありましたが、秘書のようなお役ですがぴったりでした。
ヴィック・ダモン【ピア・アンジェリの婚約者】 遼美来
ピアの婚約者、ということで、セリフはないけれどスポットが当たるいい役。
謎の少年 彩葉ゆめ
ゆめちゃん、大活躍!! 出番いっぱい!!
『悪魔城ドラキュラ』の半妖精のような、透き通る声での歌唱は引き込まれます。
少年時代のディーンでもあり、彼の生い立ちに起因する「負」の感情から生まれた概念としての少年でもあるような。
ゆめちゃんにも劇団の大きな期待がかかっているようです。
谷貴矢先生の新演出
初演から続いていた演出を今回台本から変えられたそうです。
円形の舞台セット(國包洋子先生)も素敵でした。
ラストのお別れのパーティのシーンが新場面でしょうか?
これまでの関わりのあった人たちが言葉を交わし、そして去っていく。
ディーンの死後のパーティだとわかるのは、
お母さん(糸月雪羽)とこれからはずっと一緒だ、というセリフと
屋台のモーゼスに車買ったんだろ?見せてくれよ、と言われてもうお釈迦になっちまった(事故った)というセリフ。
来し方が走馬灯のように流れていくように、関わった人たちがラスト付近に登場する演出、よくありますが、大好きです^^
一幕で一番最初に登場する時のネイビーのダブルのコートで、ラストも同じコートで会わせて、
襟を立てて去っていく…その後姿に寂寥感をにじませる演出が素敵でした。
花組デビューの極美慎くんに素敵な『DEAN』の演出、ありがとうございます。
来週は、雪組の『ボー・ブランメル』2回目観ます。 😅