1年の終わりに、上演作品のポスターを5段階評価する企画。
2022年の終わりにするはずができず、今頃 総括しておきます…
ポスターには、観るものの心をひきつけ、劇場に足を運んでもらうという大事な役割を担っています。
芸術性の高いポスター、なんでコレ?なポスターまで26作品を5段階評価。
管理人の個人的好みで語っていますので、ご理解お願いします。
評価5 2作品
月組 今夜、ロマンス劇場で 演出:小柳奈穂子
大人のメルヘン、なストーリー。
映画のホームページのような美しくて夢のある世界。
月組新トップコンビ 月城かなと・海乃美月の大劇場お披露目にふさわしい美しさ。
先行画像を観た時に、は? 地味!って思ったので、
ポスターでガラッと美しく、雰囲気よくなって万々歳。
小柳先生の作品『天は赤い河のほとり』のポスターがわたしの中のベスト・オブ・ポスターなので・・・小柳先生におまかせしておけば問題なさそ。
あ…花組の『鴛鴦歌合戦』のポスター…^^;
星組 ディミトリ 演出:生田大和
美しい衣装…こっちゃん(礼真琴)初めて?…というぐらい、衣装に恵まれなかったイメージのあるこっちゃん。
ロミジュリのワークマンジャンパーと、王家に捧ぐ歌の背中に蛇のいる裾ボロボロジャンパーのイメージが強すぎて…^^;
今回の美しいお衣装着てるこっちゃんを観た時に、泣きそうになりました。
もう、トラウマレベルでポスター恐れてるので…。
4人写りも良かったです!
それぞれの役どころが透けて見えるポスター。
どことなく儚げな表情のディミトリ礼真琴…こんな表情初めてみた!な感じ。
愛らしさ満点のルスダン舞空瞳、運命に翻弄されるとも知らず…な無垢さがいい♪
意味ありげな表情のジェネラルッディーンの瀬央ゆりあと、暁千星もよくて、良いポスターに仕上がってると思いました。
評価4 4作品
評価4のポスターは、どれも作品世界がよく表現されていてよかったです。
星組 ザ・ジェントル・ライアー 演出:田渕大輔
いかにも英国紳士、という雰囲気のせおっち(瀬央ゆりあ)。
衣装や小道具の使い方も素敵で作品への期待が高まります。
花組 冬霞の巴里 演出:指田珠子
気だるそうに椅子にもたれかかるひとこちゃん(永久輝せあ)。
アンニュイな表情も銃弾を受けたようなガラスのひび…不穏な雰囲気が興味をもたせますね。
雪組 ODYSSEY 演出:野口幸作
ODYSSEYの世界があまりにも素敵で、配信観るために、プログラムも買ってたのに1月の国際フォーラムの公演は中止になってしまいました。
夏の梅芸にそのまま(一部メンバー変更)持ってきての上演、組子パワーすごかった〜!
月の女神と太陽神に導かれる海賊王! 衣装も素敵!!
宙組 HiGH&LOW 演出:野口幸作
LDHとコラボということで、本家本元のハイローのポスターに似せた、中央に白文字でHiGH & LOWの文字、ひび割れたガラス…そして SWORD、5組のリーダーとカナ。
野口先生のこだわりが詰まった作品。
LDHのハイローファンの方も、いろんなツボを押さえた演出に感激されてましたので、宝塚とのコラボ大成功です!
ワースト 星組 王家に捧ぐ歌 演出:木村信司
何コレ?は衣装のみならず。
一番だめなのは、白いバックに白い衣装。
目立たせない作戦?
白いバックには、地模様すらない省力化 orz
あまりの安っぽさに哀しくなった作品。
ビジュアル一新、というので期待したら、改悪になっていたという…
スゴツヨの国にはお金がある、そんなエジプトのラダメスのジャンパーの裾ボロボロ…
ネットがざわついたポスター。
2023年も雪組の『ライラックの夢路』まで出てますね、また語りたいと思います。
私見大丈夫な方は、お付き合いいただければ嬉しいです。