2回目観劇でようやく いろんなツボにハマって大笑い
1回目の観劇は、あれこれ思いながら見てて全然観れてなかったな、と反省。
初見で観れてなかった所、せりふを聞き逃していたところもあったことが判明orz
今回は、すっと芝居が入ってきてとても楽しかったです。
初めての2022年ビジュアル特別デザインチケット。
去年の組カラーのチケットも綺麗でしたがトップコンビが写っているとスペシャル感ありますね^^
昨日の公演は、センターの後方席を潰して、3台のカメラ、上手8扉すぐのところにも。
これはNHKのカメラでしょうか?
鳳月杏演じる昭和の大スター、俊藤龍之介が面白すぎる!
2番手のちなつちゃん(鳳月杏)演じる京映の二枚目スター、ハンサム・ガイ 俊藤龍之介の言動が面白すぎて…いちいちツボ!w
災難に遭遇しても、涼しい顔をして「器の大きい所」を見せる俊藤さん。
健司が頭の上に落とした金盥を返しながら 僕でなければ、血の雨が降ってたよ、と恐ろしいことをさらりと^^;
去り際に「あ~ばよ!」と言うだけで客席に笑いが起きる美味しいお役^^
俊藤のことを全く知らない美雪に自己紹介をする俊藤のセリフに爆笑です!
劇中劇「怪奇!妖怪とハンサムガイ」(そんなタイトルだったのか、とプログラム見て気づいた)の場面は、華やかで、笑える小ネタがいっぱい仕込んであって楽しいです!
ここで、おはねちゃん(きよら羽龍)にソロあり。
本当にお上手で耳福、心地いいです。
舞台中央では、ハンサムガイと踊る相手役の白雪さち花ちゃんがパワフル!
どっか~んとダイナマイトが爆発して、吹っ飛んでも…生きてる♪
で、Let’s 輪廻 笑
三獣士は、狸、虎、鳩ですが、俊藤の付き人の
蘭尚樹、彩音星凪、彩路ゆりかは、馬(馬場)、猪(猪倉)、丑太郎なんですね~
声を合わせて「勉強になります!」「勉強させていただきます!」が面白い^^
初見は、トップコンビばかり見てたのかも
助監督仲間の中山伸太郎役のおだちん(風間柚乃)、2回目に結構出番あるね!と思いました。
初見は何を見てたの?というぐらい、いろいろ印象が変わりました。
好きなセリフは…凹んでる健司に…
「元気出せよ、いつものことだろ!」笑 励ましになってないw
実家の豆腐屋を継ぐよ~と言ってたけど、社長令嬢の塔子さんといい感じになって、親父もうちょっと頑張ってくれ~(帰らない)も 可愛いです♪
撮影所の助監督仲間でのナンバーがあって、若手の顔を見せる場面になってます。
こういう演出は、下級生に元気出ますね!
ありちゃん(暁千星)演じる大蛇丸は、見た目は怖そうなビジュアルですが、笑いを取るお役で、楽しそうに演じています。
ありちゃんの大蛇丸は、初見どおり、トート味があって、あれもこれも、と発見があります^^
星組に異動が決まっていますが、どんなお気持ちで演じられてるのかな~とありちゃんの心中に思いを馳せたり…
お付きの天霧(演:天紫珠李)と狭霧(礼華はる)も、大真面目にカッコつけてて、かえってその姿に笑いが起きる。
真剣勝負の「あっちむいてホイ」も、お二人が生き生きと演じているので見ていて楽しいです!
三獣士もスクリーンから出てくるところが面白いです。
原作映画には無かった演出。
大蛇丸がらみですものね^^
可愛いし笑える三獣士、
京映社長の千海華蘭ちゃんも、オジサマ役が板についてきて、昭和な社長だわ。
ちょっとした動きが面白く、お役を作り込んでます。
最初誰かわからなかった 映画監督のやっちゃん(佳城葵)もいい味だしてて、周りがキョーレツな個性を出していて、おとなしいめの健司と言い対比になっています。
真面目で、カラーのない健司をトップスターが演じても…
れいこちゃん(月城かなと)だから、真ん中として成功してました。
原作映画は、もっとヨレヨレの木綿のシャツを着て、ペコペコしてるようなちょっと風采の上がらない系男子として描かれている健司。
トップお披露目でどうなるのかと思ったけど、「れいこちゃんの健司」もあり、さすがでした。
山中(風間柚乃)に、塔子さんよりきれいな人がいるか?と聞かれて、照れくさそうにエヘヘ、と笑う健司、可愛い♪
アクの強くないお役を演じるからこそ、他の個性派と差別化できていて、こういう目立たせ方もあるのだな、と感心♪
うみちゃんのお転婆姫は、はまり役ではないけど
新トップ娘役のうみちゃんは、大人っぽいルックスと落ち着いた声で、「アンナ・カレーニナ」のアンナのような 「大人の女性」役が似合うと思っています。
今回のお転婆姫のお役は、うみちゃんのタイプではないけど、ドレスがすごくお似合いで、何より、れいこちゃんとの並びが安定してていいです!
次回作「グレート・ギャツビー」も楽しみ!!
ある意味、宝塚っぽくない「今夜、ロマンス劇場で」だけれど…
トップスター演じる健司を下僕と呼ぶお姫様がトップ娘役。
言葉遣いも人使いも粗いのですが、それもまた、ストーリーのアクセントになっているんですね~♪
ラストの大団円は、まさに宝塚!!
白黒映画、冒頭で流れた大広間で、お転婆姫が健司を待っていて、組子が祝福する中、玉座の前に歩み出る…
新トップコンビのお披露目にふさわしい祝祭、といった感じの演出(映画通り)。
健司がバラを差し出すと、見る見るバラに色彩がついて、スクリーンの中全体がカラーに。
紗幕があがると、月組生が映画の続きの舞踏会。
健司と美雪は、月組の王子様とお姫様。
月組カラーの黄色い衣装とドレスで。。。
紙吹雪が舞う中、幕。
客席も幸せ気分^^
大人のメルヘンや~!!
初日から2週間、無事に舞台を続けられていて一安心。
兵庫の新規感染者は過去最高の1191人。
じわじわと迫ってきてる感がありますが、関係者の皆様のご健康をお祈りします。
大劇場千秋楽まで駆け抜けて!