星組 柳生忍法帖 大千秋楽おめでとうございます!
休演者もなく、無事に走り抜けられて良かったです!
昨年、コロナ元年、「眩耀の谷」「Ray」がコロナの影響を受けて休演、宝塚大劇場千秋楽を上演したら世間から批判を浴びるという苦汁を嘗めました。
退団予定の華形ひかる(専科より特出)の東京千秋楽で大階段を降りられるのか、大いに心配もしました。
ワクチン接種も進み、条例の緩和もあって、今までどおりの宝塚歌劇が戻ってきて本当に嬉しいです!
トップのこっちゃんも、今回(コロナ下において)全員無事に完走できたこと、とても喜んでいましたね。
昨年は、人類史上初めてのウィルスによるパンデミックに振り回され、宝塚歌劇も景況を受けて公演、お稽古に対策が講じられました。
皆さん慣れないことばかりで大変だったと思いますし、健康管理できていないと公演がストップしてしまうので、ピリピリしていたことでしょう。
今公演で7人の生徒さんが退団されました。
右側は同期のお花渡し
2番手 愛月ひかる(93期)← 宙組 蒼羽りく
紫月音寧(92)← 輝咲玲央
夢妃杏瑠(93)← 十碧れいや
漣レイラ(94)← 麻央侑希
彩葉玲央(97)← 綺城ひか理
湊璃飛(98)← 有沙瞳
澄華あまね(102)← 舞空瞳
まおぽこ(十碧れいやと麻央侑希)のお二人が来られていたのが懐かしかったです。
そして、宙組OBのりくくん(蒼羽りく)も来られて、楽屋が楽しそうですね^^
102期のあまねちゃんがちょっと涙ぐんでいましたけど…皆さん晴れやかな笑顔でご卒業していかれました。
熱い、星組で濃い時間を生きた生徒さんたち。
新しい人生の第二章でも星組~パッション!でチャレンジしていただきたいです^^
最後の最後にほっこりしました
幕は降りて、カーテンコールも終わって、客電もついて「さよなら、皆様」が流れても、拍手が鳴り止まない…
どうなるのかしら?と見守ってたら、「さよなら、皆様」突如停止。
上手袖から幕前に現れたこっちゃん(礼真琴)と愛ちゃん(愛月ひかる)。
なんか 愛ちゃん可愛い~~~♪ ^^
こっちゃんのエスコートで下手に移動、夫唱婦随の図w
そこから先は…愛ちゃんのご挨拶を促すこっちゃんと、宝塚愛の深い愛ちゃんがラストデ-への思いを語り…
あとは夫唱婦随ならぬ 夫婦漫才的なお二人。
出てきたはいいけど、いつ引っ込む?と見つめ合うお二人も可愛いw
愛ちゃんが、いつも楽屋で笑わせて、にぎやかに盛り上げていたようですね^^
これからは…せおっちが代わってくれるのでしょうか?
初舞台生が組配属で入ってきて、今までいた組子が卒業され…の新陳代謝を繰り返し。
常に変化し続けることで、新しいカタチを楽しませてくれる宝塚。
他の劇団にはない宝塚だけの特徴ですね~^^
愛ちゃん、星組に来てくれてありがとう!
何度も語っていますが、愛ちゃんは今までの星組にいなかったタイプのジェンヌさん。
星組に、新鮮な風を吹かせてくれたのでは?と思っています。
今日、組長さんが紹介された愛ちゃんのお手紙中で、宙組時代、「誰がために鐘は鳴る」新公初主演のときに本役の大空祐飛さんにその体格は武器になるよ、と言っていただいた、と。
確かに愛ちゃんの立ち姿は、何度もセンターを務めてきた自信に裏打ちされた堂々としたもの。
数々の難役も、自分のものにしてステップアップしてきただけに、2番手退団はとてももったいないです。
なぜ、こんな人事になってしまったのか、知る由もないですが、ファン時代から「星組が好きだった」愛ちゃんが
星組で退団できてよかった、と言ってくれた時には泣きそうになりました。
元宙組のあいちゃんからもまた、星組生は多くのことを学んだのではないかと思います。
新人公演主演ですら、誰もが出来ないことですが、それを4回も務め、バウ主演、東上公演主演までできる人はほんの一握り。
ご本人もファンも、トップへの道を歩んでいると信じていたのに専科へ異動とは!
驚きました。
本当にもったいない!!
何故??と割り切れない思いをしたのはご本人だけではないですよね…
でも、星組に来てくれて 違った持ち味で支えてくれて、本当にありがとう、の思いでいっぱいです。
それだけに、星組でもっとご活躍してほしかったです。
「惜しまれつつ辞める」美学もあります。
もっと愛ちゃんの男役を観たかった…そんな気持ちをみんなの胸の中に残して去っていく愛ちゃん。
かっこよすぎるぜ!