2021年1月12日15時30分公演 シルクロード盗賊と宝石を観てきました
2021年初観劇は雪組♪
ということで…入場認証システムが新しくなって、初の入場です!
友の会カードを読み取り機にかざすと、組カラーの入場認証用チケットが出てきます。
いいですねぇ♪ いろんなカラーを集めるのも 何色が多いかもわかるのが楽しいです^^ 再入場には、券面に印刷されているQRコードを読み取ってもらって入場します。
幕間に、キャトルで、2月に観劇予定の「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」のプログラムを買うために劇場外に出たので^^
何が始まるのか、何を意味するのか? ワクワクさせる巨大砂時計が舞台中央に鎮座。
幕開きは、砂漠を訪れたキャラバン隊の皆さん、翔ちゃん(彩凪翔)はじめ、退団者のみなさんと、歌上手100期の羽織夕夏&歌上手102期の有栖妃華ちゃんもご一緒に。
102期の有栖妃華ちゃんは、同期のダンサーの潤花ちゃんばかり抜擢が続き、可愛くて歌えるのに割を食っていたからこれから たくさん活躍してほしいです。代わりに103期の夢白あやちゃんが異動してきましたけど…。
有栖妃華ちゃんがエトワールだったのは良かったです!!
自分の記憶を引き出して書き留めているのでネタバレ嫌な方はブラウザバックお願いします。
ブルーダイヤモンドの物語
タカラヅカニュースで初日映像を観た時に衣装やセットにブルーが多用されているので、ショーのテーマカラーはブルー、と書きましたが、
このショーのテーマは、スミソニアン博物館に眠るブルーダイヤモンド、「ホープダイヤモンド」から着想を得たようですね。
プロローグが終わると、大きなブルーダイヤモンドのペンダントトップのセットと共に下りてくる真彩希帆ちゃん。鬘にもブルーが入っていて、ロングトレーンを引く濃紺のドレスがキラキラしていてとても素敵です。
お衣装以上に素敵なのが真彩希帆ちゃんの歌声。
堂々として、男勝りなイメージのある彼女だからこそ 安定&納得のステージ。
同じチケット代でも、いいもの見せてもらえた~!という満足感でいっぱいです!
【雪組】『シルクロード~盗賊と宝石~』稽古場レポートを観て(2020-12-25)でも書いたとおり…やはり真彩ちゃんが宝石でしたね♪^^
だいもんの伸びやかな声が劇場の隅々まで届いて胸熱
黒い衣装に黒ターバンって言う、いつもとは違う衣装にもワクワク。
そして、そして あの伸びやかな歌声…全然力んでないのにどこまでも遠くへ伸びていく艶のある声。
しびれる…というか、ずっと聴いていたい。
お芝居も含め、今公演、ものすごくたくさんの歌を歌っているので、喉ツヨのだいもんだとはわかっているけどちょっぴり心配。
乾燥する季節ですから 喉大切にしてくださいね。
だいもんの退団…本当に残念。
宝塚で、もうだいもんのお歌を聴けなくなるなんて…
いつか その日が来るとわかっていても、認めたくない…あ~~~
次期トップコンビお披露目場面 夢幻蜃気楼B
またまたブルーの衣装の、咲ちゃん(彩風咲奈)ときわちゃん(朝月希和)。
この衣装は、中国の辺境の民族のイメージの衣装でした。
なんだか胸アツでした。予想してなかったから自分でもびっくり。
96期のきわちゃんは、まさかの抜擢でしたが、若すぎる娘役さんとは一味違う、しっとりと落ち着いているのが魅力。しなやかなダンスも咲ちゃんにお似合い。
大人っぽいトップ娘役さんもいいですね。一組ぐらいそんな組があってもいい。
咲ちゃんが選んだ相手役、っていう噂を聞いたせいか、二人の間に流れる空気もよかった…
すみれコードにかかるかもですが、3期違いだけど本当はもう少し年齢差は小さいと思います。
忌憚なく言い合えて ブラッシュアップし合えるコンビだといいな、って思います。
運命のアラベスク=千夜一夜物語の世界に酔う
作り込まれた世界。ひとときのタイムスリップ。
千夜一夜物語に登場する王を演じるあーさ(朝美絢)を、「金色の砂漠」のジャハンギールのような、と先日記事に書きましたが、千夜一夜物語に登場する残酷な王・シャフリヤール(演:朝美絢)は、ジャハンギールの息子だっていう関係!そうだったのか!!
シャフリヤールは、毎晩1人の女性と一夜を共にし、翌朝首を刎ねていたのですが、聡明なシェヘラザード(真彩希帆)が王に興味深い話を語り聞かせ、続きはまた明日…と先延ばすことで命を繋いでいた、そのお話を集めたのが千夜一夜物語。
黄金の奴隷=望海風斗に心惹かれるシェヘラザード、黄金の奴隷に剣を振り上げる王!で暗転。
奴隷は黄金の鎖で繋がれて捌けていきますが 命乞いを…
「今日は特別な日なんですよぉ・・・ DVD撮りがあるんです…」客席爆 (*´艸)
そう、昨日はDVD撮りのカメラが入っていました。カメラにNHKの文字がなかったし、スタッフは腕章すらしてなかったからスカイステージかな? だいもん(望海風斗)があんなジョーク言うぐらいですし^^
中詰・神々の饗宴は華やかで心浮き立つ場面がたくさん
吉鳥・孔雀たちを引き連れて、あやな(綾凰華)、あがた(縣千)が登場。
ブルーの孔雀たちのロケットの衣装もすごく可愛いです!
艶のある布使いのどこかの民族衣装風の衣装で、銀橋歌い継ぎもあり華やか!
銀橋いっぱいに広がって、明るいライトを浴びる雪組のみんなを観て、昨年1月からのコロナ下で生徒さん、スタッフさんたちが、大変な思いをしながら 私達ファンを楽しませる舞台を作り上げてくださってることがありがたく、舞台を作り上げるみんなが尊く、いつもの中詰以上に胸に迫りました。最高でした!!
1930年頃の? 魔都・上海の夜
生田大和先生演出の「BUND/NEON 上海」(2010年花組)を彷彿させるつくりです。ナウオンステージでも、ここで登場するだいもんは。「BUND/NEON 上海」の時のお役劉衛強として登場している、と語ってました。
ナイトクラブ「大世界(ダスカ)」で歌う希帆ちゃんの歌唱が素晴らしい!とてもむずかしい歌い方なんですが。大人っぽくコケティッシュ♪
ラストは、だいもん、咲ちゃんの間に入って3人で踊るタンゴがまたまた胸アツ。
世界の終焉
これは…藤井大介先生の演出によくある…例えば星組の「Étoile de TAKARAZUKA」や花組の「Sante!!」でもあったような、人々(組子)の争いの後に神降臨で平和が訪れる、的な場面(ここでは盗賊と宝石)は、既視感がありました…
輝く太陽の前に平和の象徴の鳩(次期トップコンビ)と盗賊と宝石…決まった!
フィナーレ
ブルーのドレスに身を包んだ娘役さんとだいもんのダンス。優雅~ ため息。
最後、横に捌けていくのではなく、大階段を左右に分かれて登っていく娘役さんたちの背中がかっこいい。
それと同時に 上から二手に分かれた男役さんたちがV字に下りてきて…頂点に望海風斗!
黒燕尾最高!! いつでも、トップ交替の儀式のような場面は泣けますが、テーマカラーのブルーの薔薇を一輪、咲ちゃんに渡すところは…雪組を託したよ、の思いが込められている、と思うだけでウルッ…と来ます。
そして、デュエットダンス。
上手スッポンから現れた真彩希帆ちゃんがきれい~ 真彩ちゃんも衣装もキラキラです!
大階段を二人で手を取り合って下りてくるところも おふたりとも満面の笑み。
キュンキュン来ますね♪
いつもは、クール目のダンスが多いですが、ラスト、ということもあり、抱き合うシーンが多く、笑顔いっぱいのお二人にほっこりしました。
爆上げにドン引き!ゴリ押しに引く!103期 夢白あやの階段降り
常に大抜擢を受けてきた潤花ちゃんが宙組に異動しました。
そして 研1の頃から大抜擢を受けている夢白あやちゃんが宙組から雪組に組み替えしてきました。
この作品から雪組生なんですが…いきなりの!!
ちょっとよそ見してる間に、えっ? 組長さんの後に下りた???
∑(゜Д゜;≡;゜Д゜)えっ? えっ?てなってました。
後で同行の友人もびっくりしたね~と言っていまして 二人してちょっとごっくんできない出来事でした。
夢白あやちゃんに対する感情はニュートラルなんですが、こんなことされたらちょっと…orz
雪組には、いじめ裁判でいろいろあった夢華あみさんを強引に抜擢してファンの反感を買い、結局矢面に立った生徒本人を苦しめた、という過去があります。
夢白あやちゃんも、入団前の行動についていろいろ言われている生徒さんですから また無理やりな抜擢をして…と 劇団のやり方に疑問を感じています。
スタッフ
いつも書いてるスタッフチェック。これは自分用記録です♪
作・演出 生田大和
作曲 太田健
作曲 高橋恵
作曲 菅野よう子
振り付け 羽山紀代美・御織ゆみ乃・川崎悦子・桜木涼介・百花沙里
装置 二村周作
衣装 有村淳
衣装補 加藤真美
演出助手 樫畑亜依子
演出助手 菅谷元🆕