宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】さよなら色が胸に迫るシャルム!名場面5選

シャルム!は、何度でも観たくなる 胸熱がいっぱい

10年に一人の逸材と呼ばれた柚希礼音様退団から まだ4年、勝るとも劣らない人気者、明日海りお様の退団公演ですから 演出家も先生も スタッフも組子も気合が入っています。

みりおちゃんのために、といろいろと知恵を絞り 趣向を凝らし 退団色豊かな作品になりました。

本当は MESSIAHとBeautiful Gardenが 退団のはずが伸びたんだろうな~と 大方のヅカファンが思ってます。

Beautiful Gardenはオープニングから 夢のようで なんと言っても 野口幸作先生のETERNAL GARDEN TAKARAZUKA、素晴らしかった!! あの時は退団ではないのに なぜ?と思いました。

今 退団を迎えたこのタイミングで あの曲を聴いたら 客席全員号泣ですよね…

今までのショーの中でも特に好きなショーだ、という方が多いので 今回 美庭には負けられない、と 稲葉先生、頑張られましたね♪

大好きな 場面 厳選して5場面 

① 黒燕尾 

大階段に居並ぶ男役さんが みりおちゃんが上から下りてくると上から順に少しずつ 道を開けて…

黒燕尾って なんて神聖な場面だろう、といつも思います。凛とした空気を 一糸乱れぬ振りを観てるだけでこみ上げるものがあるのに、今回は 花組トップスター 明日海りお様の退団。

男役が大好きなみりおちゃんだからこそ この黒燕尾にかける思いとか 集大成がこれでよかった…と思うと鼻の奥がツンとしますね。

ANJU先生のカッコいい振り付けなのも嬉しいし 「愛遥かに」は誰でも耳にしたことのある切ないメロディーのカンツォーネで 余計にキュンキュンきます。

②メインの男役さんとトップスター

フィナーレの前に 一人舞台に残ったみりおちゃんと まずマイティ(水美舞斗)、あきら(瀬戸かずや)、最後に次期トップスターれいちゃん(柚香光)が 一人ずつ、みりおちゃんと絡んで踊ります。

これまで 芝居でもショーでもみりおちゃんを影に日向に支えてきた3番手のお二人…

次期トップのれいちゃんには 「次期トップだよ、ほら自信を持って頑張って」という声が聞こえてきそうな 最後に背中を押して 送り出す、という振りになってまして 泣きそうです。

3人共 きちんと敬意を表す挨拶をして捌けていくのもグッときます。

③ nuit jungle

トップのみりおちゃんと2番手のれいちゃん(柚香光)が絡むクールな場面。途中から男役さんたちが次々に加わってソフト帽とストールが決まってます。

バンドネオンとバイオリンの緊張感のある 物哀しいタンゴのメロディに すっかりはまって 終わらないで~と名残惜しい場面。

④ La Mer 光

 もう、ここは…(泣) 全員が白の衣装で…あぁ… 組のパワーと求心力を感じる場面。

みりおちゃん、大好きな月組から花組にやってきて 最初はプレッシャーや馴染むのにも心にハードルあったりして大変だったと思うけど、こんなにも、こんなにも花組の組子に愛されて 慕われるまでになって…泣きそう

母さん嬉しいよ状態です グスッ。

それもひとえに みりおちゃんが 一生懸命努力して 少しずつ力を付けていくのを間近で観てきたからではないでしょうか? そういう姿を観てきたからこそ 尊敬できるし ついていこうと思えるのですよね!

最後だから、と みんながみりおちゃんから学ぼうと 質問をしにくる、それが嬉しくてたまらないそうです。

組の絆も強まるし 舞台の技術のレベルもUPしますから本当に素晴らしいです!

あ、それで 舞台w

ここは最後にわ~っと組子が舞台中央奥を頂点に 花道まで広がって みんなが センターで踊るみりおちゃんを見守って… ここは 2階から観たほうが感動しました。

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⑤ Resistance 地底の恋人

ストーリー性のあるドラマティックな場面で好きです! 

銃を構えながらのダンスもカッコいいですし 戦場で互いを求め合う恋人、という設定にもキュンキュンします。が!フルフルが兵士に撃たれてから 神の使いのような マイティとほってぃ(帆純まひろ)とほのかちゃん(聖乃あすか)の 三美神が現れて みりおちゃんの元へ届ける、という場面がこれまた 美しくてドラマティックで大好きです!

 

ま、今回たまたま 稲葉先生はパリに行かれた時に地下愛好家の事を知っていつかこのシチュエーションを使おうとプランを温めてらしたようですが 地下である必要、全然ないっ! マンホールとかw

設定は要らんから ただ一場面一場面 素敵で 最後まできれいに流れていけばいいよ~オンっ府

 

何より男役が好きだった 明日海りお

見かけによらず 男役魂を持っているみりおちゃん、そのギャップにやられますね!

男役が大好きなのに その美しさのせいで 娘役の方が合うのではないか?と言われることもあったけど 何より みりおちゃんご自身が 男役が大好きで、骨太さや男気を大切にしてきた、とおっしゃってます。

折につけ それをいろんな場面で感じていたので…だからこそ、フェアリーなどというファンタジーで男役の集大成は気の毒に思いました。

最後の作品が「妖精役」と聞いてヒヤッとしたというのもうなづけます。本当はもっとギラギラした人間臭い役をやりたかったのでは?

ショーは男役の総まとめに近いかも知れません、と みりおちゃん said。よかった~!!

そう思えるショーで 本当に良かった、稲葉先生、ありがとうございます!

 

◆外部リンク

digital.asahi.com

 そうそう 元花組の2番手だった 宙組のキキちゃんとそらくんともうひとり美月悠?か誰かが来てたみたいですね。

キキちゃん(芹香斗亜)が入ってきた時は拍手が起きてました。ギリギリ 明るい髪色なので2階から覗いてましたw

ショーの中で あ!そこにいるのは…と キキちゃんに絡んで笑い取ってた。泣いていいよ、と。Twitter観たら キキちゃん帰りは泣きながら帰られたようで…もし 花組に残ってたら…