宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

稲葉太地先生の思いのこもった「シャルム!」楽しみすぎます!

パリの地下都市から

パリといえば 花の都、エッフェル塔に凱旋門、シャンゼリゼ大通り…と観光名所が思い浮かんで 巴里祭のようなレビューの場面かと思えば…お稽古場のトークでもおっしゃってましたが パリの地下都市が舞台。

そう言えば…「ファントム」だって地下に住んでましたし、「レ・ミゼラブル」でも地下の水路づたいに逃げる場面がありますね。

そんなパリの地下都市を訪れ 地下都市に興味をもった稲葉先生、どんな風に魅せてくださるのでしょうか。

 

明日海トップ初のショー宝塚幻想曲、最後のショーシャルム! どちらも稲葉太地演出

みりおちゃん(明日海りお)の退団公演は一本物は止めて欲しい、と多くのファンが願っていました。退団では男役ならではの黒燕尾で颯爽と決めて 集大成にしていただきたいからです。

希望どおり、お芝居とショーの二本立てになりました。そこで ファンが注目するのが ショーの演出家です。

特に 今回は トップスター明日海りお 宝塚人生最後のショーですから 思いのこもった熱いショーを期待します。で、稲葉太地先生のお名前をみつけて 嬉しかったんです。

それは、お稽古場でも話題にされてましたし 稲葉先生自身もおっしゃってる 明日海りお様が トップとして初めてのショーとなった「宝塚幻想曲」。あの作品が稲葉先生で 明日海りおとして最後のショー「シャルム!」も稲葉先生で、みりおちゃんのショーの最初と最後を飾られるのだなぁと思ったんです。

明日海の背中に黒い羽根が広がるというゴージャスな演出を考えています。プロローグのなかのワンシーンで、とても素敵ですので楽しみにしていてください。

 

実は、この演出は『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(2015年)での、白い羽根扇を用いたシーンと対になっています。『宝塚幻想曲』は、明日海が花組トップスターになって初のレヴューであり、台湾でも上演されるということで、「明日海の背中に翼を広げて海を越えよう!」という意味を込めていました。また、前作は新生花組の若いパワーを打ち出しましたが、今作は全体的に成熟した大人のイメージで創作していますので、前作をご覧いただいたお客様は、その対比にも ご注目ください。

懐かしい~~!羽の色も違いますが この4年で、みりおちゃん自身が大きく成長したというか変化しているのがすごく感じられると思います。色々考えたら うるうる来てしまうかもしれないわ…

 

演出家・稲葉太地からみた 明日海りおの魅力

ずばり 黒みりお 笑   おぉ~~ 同じ、同じ!!    ((( ^^)爻(^^ )))

美貌の奥に一筋縄ではいかない悪の香りを醸し出す明日海のことを“黒みりお”と呼んでいるのですが(笑)

 

私も私の周りのみりおちゃんファンも「黒みりお」が大好物ですよ~♪

初めて それを知ったのは 月組準トップ時代の「ロミオとジュリエット」でした。

美しくて可愛くて品のあるみりおちゃんは 絶対 ロミオだよ、ってことでロミオで1回観ました。で予定外にティボルトで観る機会があったのですが…えっ?? タイトルロールじゃないけど なんか こっちのほうが好き~♪

あの心の奥底で黒い炎をたぎらせてる感じ、目の奥に炎が揺れてる感じ。黒いエネルギーが内側から溢れ出て 観客の胸の奥まで圧倒するのです。

私が思うのは 稲葉先生のおっしゃる「悪の香り」ではなくて 内面の暗いエネルギーを出すのが上手、と言う感じかしら。さすが演技巧者のみりおちゃんです!!

芝居とショーの落差が大きい公演は成功する

1幕と2幕の世界観が全く違うというのが、私が感じてきた宝塚歌劇の醍醐味のひとつでもありますので、1幕で精霊のお芝居を満喫していただいたお客様に、「こんな魅力もあるんですよ」というものをドン!と幕開きから提示したいと思っています。  

 

 

そうそう! 180度違う世界観の作品を2つ、というのはいいですね! とても新鮮です! ギャップ萌えw

花組でいうと オリエンタルな土地を舞台に 苦しい場面が多かった「金色の砂漠」と 華やかな日本モノのショー「雪華抄」も良かったし、昨年上演の、苦しい場面の連続の「MESSIAH」の後の「Beautiful Garden」も 心に羽根が生えたように ショーは弾けました。

今回は 世界観が違う、と言う意味ではどちらも楽しめそうで 成功ですね^^

退団する明日海りおに寄せて

明日海の宝塚最後のレヴューなので、彼女の「七変化」が見どころのひとつです。

というように  いろんな場面で楽しませてもらえそうです。

 

 

★柚香光くんとの絡み

 

★大階段を使った男役の黒燕尾の群舞

ANJU先生(元花組トップスター・安寿ミラさん)振り付け、「愛遥かに」というカンツォーネの名曲に乗せた群舞。

 

黒燕尾の群舞の後、「CHE SARA(ケ・サラ)」という楽曲を歌う場面では、退団を実感するのでは?

 

稲葉先生が思う 明日海りお率いる 今の花組

 
 

ここ数年の花組は安定期を通り越して、絶頂期がずっと続いているように感じます(笑)。男役も娘役も何が自分の魅力なのか、どういう役割を担っているのかを常に考え、実行しています。下級生に至るまで自分をしっかりアピールしつつ、時には華を添えるという柔軟性もあって、ショーの演出家として安心感があります。黒燕尾でのダンスシーンにしても、一人ひとりの“色”が出ているのも面白いですね。明日海の影響で、みんなが歌やダンスを芝居的に捉え、表現できることも大きな特長で、今の花組は大変充実しているなと感じます。   

 

 

 

もう、素晴らしいよ~~♪ みりおファンの友人の影響で花組を観るようになりましたが みりおちゃんがトップになってからの花組って 本当に素晴らしい! 組子の熱量がUPした感じがします。

組はトップスターのカラーに染まりますから みりおちゃんが花組に異動してきて 花組が活性化した気がするのは…私だけじゃないはず。

 

後10日ほどで 観劇、楽しみすぎる~~! 千秋楽のことは考えない。