宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

新妻聖子✕真彩希帆のトークが興味深い♪

歌上手のお二人のトーク、とても楽しみにしていました。

 

先週の木曜日の放送の時はリアルタイムで観て、面白い!と思ったけど

当日は宙組退団者の発表があったので 遅ればせながらやっとこさ記事にします。

 

近頃 ダレ気味ですけど 

明日はCASANOVAライブビューイング、 明後日は唐版風の又三郎観て気合入れたいと思いますっ!

 

さて。

 

歌上手 まあやちゃん(真彩希帆)がリクエストしたのが 新妻聖子さん。

私 新妻聖子さんが大好きなので 興味津々でお二人のトークを楽しみました。

 

以下 ワタクシの覚書です。

 

まあやちゃんは 小さい頃から 新妻聖子さんをリスペクトしていたのだそう。

 

10歳のころに東宝の舞台を観たのが出会い。

 

新妻さんへのお手紙「私の初めてはいつも新妻様でした」って書いたまあやちゃん。

新妻聖子さん大感激♪ (ハグしたい~♪ですって^^)

 

東宝の舞台には宝塚の前に出会って 新妻さんの舞台を観たい~と親におねだりして

観に行ったまあやちゃんでした。

 

今回 東京でファントムを観劇された新妻さん。

宝塚歌劇は、

2003年レ・ミゼラブルのエポニーヌ役に決まったもののミュージカルを観たことがなくて・・・、

その頃、いろんな舞台を観に行ってた、そんな時に観たのが 2004年のファントム。

美しい人しか出てこない、可愛い女の子がわーっと出てきてラインダンス、

もう終わりかな、もう終わりかなというのが3回ぐらいあったけど 次から次へと続いて楽しませてもらった。

自分の出る舞台が13500円、宝塚は8500円なのにすごく楽しめた。

 

今、自分が母になって観てみたら すごくエリックが可哀想で…見方が変わりました。

 

新妻聖子さん、真彩希帆ちゃん お二人とも歌唱力が素晴らしいけれど

お二人とも歌唱のレッスンを受けたことがないんですね~ オドロキ!

 

新妻聖子さんは、発声とか、わからないけれど 上手な人の歌い方をインプットして 自分で理解して

アウトプットしてみて 違いを修正していく、というのを繰り返していたそうです。

 

なんと、まぁやちゃんも、宝塚に入るまで 同じ方法を実践してたとのこと。さすが~!!

 

自分のフィルターを通して この歌を輝かせるにはどうすればいいのか、

足りない と落ち込むより

今持っているものをどうお伝えするか を 考える。 おぉ~~ ポジティブシンキング♪

 

周りを信じて、自分を信じて 演る。

 

「頑張る」は、みんなやっていること。 

 

自分一人で頑張るのではなく

組の皆を信じて、と 相手役の望海風斗様がアドバイスしてくださったとのこと。

素晴らしい!!

 

新妻聖子さんは、共演者とのセッションが素晴らしいです。(まあやちゃん談)

 

王家の紋章で浦井健治さんや共演者の方とのセッション。

 

自由にのびのびさせてもらっています。

照明さんの決められたスポットに入れなかったり… 笑  まあやちゃん 爆笑w

本当に 楽しい新妻聖子さんです。 フリーダム♪

 

よく伸びる声は…「劇場には屋根がない」と思って歌っているそうです。

飛んでいく声が好き、声は遠くへ飛ばした方が気持ちよくないですか?と。

 

苦しかったり、痛かったりするのはだめ。

正しい歌い方かどうかは 体が教えてくれるから

どうしたらいいか、経験の中で磨かれていく。(新妻聖子さん談)

 

【キーワードトーク】

 

★英語

新妻聖子さんは お父様の仕事の都合で小学校6年から高校卒業までバンコクのインターナショナルスクールで

学んでおられました。

(プロフィールに)特技:英語、と書かれることが多いけど 実はコンプレックス。

 

でも 歌う時の発声やコンサートで英語の歌の時に役に立つ。

英語で歌う方が楽、リズムを取りやすい。

日本語にない子音があったり 1音に入る文字数が多いので エッジが作りやすい。

 

→これは 1月に山崎育三郎くんのコンサートに行ったときにも 育三郎くんが話してました。

 英語の方が歌いやすいらしいです、

 

新妻聖子さんは歌いやすさを 壁を登ることに例えて

英語の方が掴むものが多い。 日本語の方はツルンとしてるのでぺたんとくっつける

道具を持っていないと滑り落ちちゃう。 

わかる、わかる、と頷くまあやちゃん♪^^

 

英語の方がうまく聞こえます、日本語でミュージカルをやってる我々は偉い! と聖子さん^^

 

「夢破れて」の冒頭の I dreamed a dream in time gone by~を スラスラっと歌う聖子さん。

日本語では、少し伸ばしたり アクセントをつけて 夢を見ていたわ~♪と。

なるほどね~ でも 私だと… 舌がもつれます。

そう言えば・・・山崎育三郎くんも 留学経験ありましたね。 やっぱり 英語よね、世の中w

 

歌唱の技術は英語で学び 歌心は日本語、だそうです。

 

★レ・ミゼラブル

新妻聖子さんにとって 学校のような所。

 

・オーディション秘話 

学生時代 タレント活動をしてた時に オーディションがあるので受けてみない?と声をかけてもらった。

課題曲は「夢破れて」だったが 審査員の方から 明日も聴きたいからと

島田歌穂さんの 「on my own」のCDと楽譜を渡された。

覚えてこなくていいから、練習してきて、と。

 

それならば全部覚えて驚かせてやろう、 歌穂さんのモノマネは嫌だな、

私なりの表現がどこかにあるはず、と 楽譜を持たずに歌ったら… 

じゃあ稽古に入ってと言われ あれ?合格したのかな??と思った。 

 

このオーディション 5000倍だったらしいです。(番組では言ってませんでしたが)

 

実はこの頃 就活をされていた新妻聖子さん。たまたま美声を覚えてくれてた 学生時代の知人が

仕事関係の人が エポニーヌ役が見つからない、と探しているのを知って

新妻聖子さんはどうかしら?と 珍しい名前なので検索して 見つけてくれたそうで…

世の中 何が起きるかわからない、首の皮一枚でつながっていたところを救って頂いた、と。

 

ミュージカル界の歌姫 新妻聖子さんの 意外なスター誕生秘話でした。

運命の神様が微笑んでくれたのですね~^^

 

このお話をきいてまあやちゃんも 音楽学校入試の時に 先生を驚かせようと

松島音頭を振り付きで歌って、合格したお話を披露してました。

 

エンターテイナーの原点は やっぱり 人を楽しませようとする心ですよねっ!!

 

★ミス・サイゴン

フリーな新妻聖子さん、フリップに「レ・ミゼラブル」って書いてあるけど 「ミス・サイゴン」に切り替えて

話しをさせていただきます!と 勝手に変えちゃった 笑

 

(レミゼと違って) ミス・サイゴンのオーディションのときは このキムという役をやりたい、と

強く思ったそうです。 意思あるところに道はあり。

 

レミゼのときは無我夢中でふわふわしてたけど、ミス・サイゴンは、

第二幕の最後の舞台がバンコクで、自分が生活していた場所だったから

私が表現したいキム像がある、と自分から向かっていけた役。

「ここにあるアメリカンスクール~」という歌詞があるが あれは自分が通っていたアメリカンスクールだ!

勝手に運命を感じて (ゲットしたい役だった)。

 

公演の4ヶ月間、研修家のように勉強した。

音源、映像を借りて 家で研究した、身も心も捧げた作品。

 

【新妻聖子さんから 真彩希帆ちゃんへの質問】

東宝ミュージカルを観てたのに 東宝ミュージカルじゃなく宝塚に入ったのは何故?

 

小学校の時に宝塚を観てここに入りたい、って思った。

男役になりたかった。力強いエネルギーを受けて 男役の面白さを知った。

現実ではありえない男(役)になれる、と。

 

普段からショートカットでパンツ姿で 男(役)の様に生きてきた。

 

最近では受験から男役か娘役かを決めて受けるので 受験から髪型を作って受ける。

1回目の受験は1次で落ちたのだけれど 先生から 娘役で受けたら通るかも知れないよ、と言われ

どうしても入りたい!と 男役を諦め、1年間おしとやかに過ごして

2回目の受験は娘役で受けて合格したそうです。

 


 

いや~ お二人のお話、興味深かったです!!

新妻聖子さんの舞台のお話、まあやちゃんの受験のお話も!

 

まあやちゃんは、新妻聖子さんのお話を真剣に聴いて 「学ぶ」姿勢が感じられました。

 

トークのお相手が宝塚のOGじゃないので 新鮮な話題で楽しかったです!

 「歌」についての話題が多くて♪ 勉強になりました!

 

憧れのミュージカルスターさんとお話できて感涙にむせぶまあやちゃん。

 

いつか一緒の舞台に立てたらいいですね!とのお言葉にまたまたウルウル… のまあやちゃん。

 

退団後には 本当に東宝ミュージカルで共演もあるかも?? 

 

まぁやちゃん、新妻聖子さんをリクエストしてくださって ありがとうございます♪