宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

2列目でウハウハしすぎてわけわかめw|CASANOVA 2回目

昨日は 午前の仕事終わって 電車に乗った途端、

一緒にCASANOVAを観る友人が

「みっちゃん(北翔海莉)のお母さんが脱税した」というニュースが流れてた、と教えてくれて、ぶっとびましたw

 

今日こそ、CASANOVAの感想書かなくちゃね。

 

群盗の感想も書かねば、と思うけど いつになりますことやら。

 

もう、理路整然と感想書くつもりないからねw

自分の記録用記事です、ネタバレしています、自己満足です!

ご理解頂ける方のみどうぞ。

 

 

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  ↑ 意外とシンプルな紗幕。 ほかにお金かけてるから いいよ、いいよ~

 

2列目でわくわくして 子犬の様に銀橋の生徒様に目を合わしにいってたら

キラキラのみりお様が 優しく微笑みかけてくださって・・・

 

ワタクシは、それで もう夢心地。ノックアウトされてしまいました。

夢か現か幻か、地に足がついてない状態で観てて

ちゃんとした文章が書けないです、ごめんなさい。

 

CASANOVAが楽しすぎて 帰りたくないよ~って駄々こねたくなりますw

 

MESSIAHの様に心の深くまで響いて 魂が揺さぶられる作品とは違って

一大エンターテイメントです。

 

この前も言いましたけど 音楽 装置 映像 衣装 どれをとってもわくわくして、

花組生徒さんの歌唱を楽しみ、ダンスシーンも楽しく 笑いが随所にあって

まさに大人から子供まで 楽しめる作品!

 

前回は 初日から1週間しか経っていなかったのですが

今回は すごく進化を感じました。

生徒ひとりひとりが 描くお役の色が濃くなっているというか

お役の輪郭がはっきりしてきたと言いましょうか。

 

それ故に 役の個性が際立って ストーリーがイキイキと動いて面白かったです♪

 

前回は23列で全体にざっくり眺めて 見どころを探っていたのですが

今回は、2列、銀橋を通る生徒さんはもちろんですけど

眼の前で踊っている 若手の皆もすごくよく見えて 楽しかったです!!

 

オペラグラス忘れて行って、ところどころ 前でもオペラ使いたい!と思った箇所はあったけど

前でオペラ使ったら周りが見えなくなるので 肉眼でひとりひとり目視確認!

目がふたつじゃ足りない~~~!!

 

カサノヴァをみりおちゃん(明日海りお)が??と

演目発表になった時は不安しかなかったんですけど

カサノヴァ、爽やかなモテ男に描かれていてよかったし 

何より みりおちゃんが軽妙に演じて しかも人間味あふれる役で本当に良かったです!!

 

カサノヴァという役を説得力を持って演じられるのは 宝塚の中でも

うん、やっぱり明日海りお様が一番適任かな? 

 

真風でも観てみたい気がしますけど。

このまえも 言いましたが この演目 役者を替えて いろいろなキャストを考えるのも楽しいから

再演楽しみです!!

 

もう、トップコンビのお歌のハーモニーが素晴らしくて うっとりでした!!!

みりおちゃん(明日海りお)、本当に お歌が上手になられたな~としみじみ。

 

曲、声、歌唱。 お歌ってこの三位一体。

それを堪能させてくれる組は 現在なら花組と雪組です for me

 

ゆきちゃん(仙名彩世)退団でもう聴けなくなると思うと残念過ぎます。

 

「アナと雪の女王」の「Let it go」を思わせるような歌もあり、思わず

舞浜のDeliht Holidayを思い出してしまいました。

のびのびと気持ちのいい歌唱、本当にありがとう、と言いたいです。

 

ゴンドリエーレのみりおちゃんと ゆきちゃんのデュエットもすごく好き。

あそこの会話もいい。

自由とは まず自分の心を信じること。

 

頑なにカサノヴァを拒み 憎むゆきちゃんの心を溶かしていくの。

私の心も溶かされましたよ。

カサノヴァは 自分の心に素直に生きていたんだな、と納得しちゃったよ。

 

カサノヴァが主役だから カサノヴァの生き方が正義、で描かれてますから、当然だけど。

 

それと ちなつちゃん(鳳月杏)のファルセット、素晴らしい! もっと聴きたいよ。

オープニングの男役群舞に混じってて 切れのあるダンスは勿論大好きなんだけど

クールな女性の役もあり!!という 大発見!

気品と貫禄と女心をうまく表現していて素晴らしい。

だから もっとちなつちゃんの女役を観たくなってしまいます。

今回のお役で これもありだな!と 引き出しが増えたちなつちゃんを絶賛してます♪

 

この所 ずっと れいちゃん(柚香光)の全ツのトラウマに悩んできましたけど

昨日は破綻なく歌ってました♪ ホッ♪

コンデュルメルの役作りが 大好きなので 長いマントを翻す姿もかっこよく

「麗人」柚香光の魅力が眩しかった。

黒い役ですが 時々面白いし(涙薬を指す所など) 目が離せません! 

 

コンデュルメル夫妻の 互いの不貞からの 夫婦再生のドラマも好きですわ

 

ずっと トップのみりおちゃん(明日海りお)と一緒にいる バルビ神父役のマイティ(水美舞斗)

今回 美味しいお役ですね!

前回観た時よりも しっかりとカサノヴァとの対比を出していました。

 

ベアトリーチェ(仙名彩世)の馬車の中で

4人(明日海りお・仙名彩世・水美舞斗・桜咲彩花)でラップを刻むのも楽しいシーンです。

 

前回よりうまくなってた気がします ^^ あれは難しいよ…多分w

 

軽~い ラブコメディなので カサノヴァの女たらしも いやらしくなく、

みりお様が通ると いや~んて 女官もメイドもことごとく腰砕けになって倒れ込むのも面白いし

いつも きゃ~~~って カサノヴァを取り巻いてはもみくちゃにするベネチアの女性たちも面白いし

いつも 大勢の女役さんとの絡みがあるみりおちゃんが 嬉しそう 笑

 

修道院から出たばかりのベアトリーチェは ゆきちゃんが演じるととてもしっかり者のお嬢様になりますね。

本当は カサノヴァなのに そうとは知らず好意を寄せてしまうベアトリーチェ。

みりおちゃんが カサノヴァだとバレてしまってから 自分の気持ちの整理がつかない

ベアトリーチェが面白く描かれていました。

 

悪代官? コンデュルメルの陰謀にあわや殺されるかも知れなかった総督も救われて…

専科のはっちさん(夏美よう)が実は 法王で「水戸黄門」的お裁きをされるのも面白い。

見た目の貫禄がすごくて はっちさんならではの あの佇まい、

組子の役作りだけでは到底出すことのない 独特のオーラがありますね~^^

 

いや~~本当によくできてました。

 

カジノの場面は そんなに重要な場面でもないような。

カサノヴァは、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」の初演を観た、という史実に基づいて

描かれたんでしょうね。 「俺がカサノヴァだ~」 まっ赤な目元のマスクをかなぐり捨てるのもカッコいい!

大勢の登場人物が目を楽しませてくださいました。

 

綺城ひか理ちゃん、モーツァルト 楽しいお役で 弾けてましたね! 

ちょっと今までに演じたことのないタイプの役。

いいチャレンジになったのではないでしょうか? 

今後に生かされますように!

 

しろきみちゃん(城妃美伶)ちゃんは カサノヴァに絡んだりと 見せ場がありましたけど

飛龍つかさ 華優希 聖乃あすか 舞空瞳・・・いま注目の若手さんたち、

セリフはあれど あまり印象に残らなかった カジノのシーンでした for me

 

でも 若手が大勢出てるので あの子! この子!!と見つけるのも楽しくて。

 

メインキャスト以外では 

航琉ひびきさんの演じる カサノヴァの保護者が なかなかいい味だしてます。

前回見たときより ずっと面白く演じておられました。

バルビ神父を紹介すると「新しいペットか?」には また笑ってしまった。

 

べーちゃん(桜咲彩花)のダニエラ

今回 退団ということで 出番の多い侍女役。

べーちゃんの優しくあまい声が大好きでした、

バウでダブルヒロインも経験される実力派ですので 退団が惜しまれます。

 

瀬戸かずや&花野じゅりあ

お金に物を言わせて権力を手に入れたい 成金的な コンスタンティーノと

コンデュルメルやカサノヴァとも関係をもつゾルチ夫人。

最後のバカップルが出落ち。笑

その前に舞台では コンデュルメル夫妻のしっとりとした場面だったから

いきなり ランランラン~♪と手を組んでスキップでやってくるバカップルに

雰囲気ブレイクされて…笑っちゃうw

 

総督役の組長 高翔みず希さん

愛と正義にあふれるお役、さすが組長さん、包容力をにじませて

ベアトリーチェに語りかける姿 じわ~です。

 

カサノヴァへ沙汰を下すのも 温情で…温かい気持ちになります。

 

大団円 めでたし!な ハッピーエンドで

生田先生 よくぞ うまくまとめられました!!

 

お見事!  また観に行きますね!!

 

 

気が向いたら また追記します。 

(気が向かなかったらこれで終わりw)