宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

キャスト別感想|エリザベート【追記あり】

先日のエリザベート感想の続き~ 今日はキャスト別に書きとめておこうと思います。

 

 

ご存知の通りw 私見です、バカ正直すぎてごめんなさい。 ネタバレ満載ですので ご注意ください^^;

 

 

2018年9月6日 15時公演 カメラが入ってたのですが

スカイステージでしょうか?

NHKなら下手タケノコの前にカメラがあるはず…だけど ありませんでした・

 

180906エリザ

画像使い回し~w

 

◆珠城りょう as トート

 

↓ おとといの自分のブログ記事から引用

 

あんまり 妖しさは感じなかったけど

安定してました。

そして がっしりした体格の良さが 

エリザベートの孤独も 少年ルドルフの孤独も

青年ルドルフの苦悩も 全部包み込んでしまう包容力に繋がって

タイトルロールが主役ではない 宝塚のエリザベートの中心で

圧倒的な存在感を感じさせてくれました。

 

…と 大事だから2回言っとくw

 

いや、本当に 低めの声で朗々と歌っていて気持ちがいいです。

ラストに向けて エリザベートの思いがトートに向かって

それを受け止め、受け入れていく感じがいいですね^^

宝塚ならではの胸キュン。

 

◆愛希れいか as エリザベート

 

おとといは 歌唱のことメインで書いたので 改てお芝居について。

 

エリザベートを演じてこられた歴代トップ娘役さん、皆さん

少女期から 老年期までうまく演じ分けてこられてますが

ちゃぴ(愛希れいか)は それプラス、ちゃぴならではの

芸の細かさというか ちょっとした体や目の動きで

より、リアリティを出してたと思います。

 

今まで見たことのないエリザベートでした。

 

美しい、というより 可愛い系のちゃぴですが

佇まいやちゃぴ自身の存在感がエリザベートを堂々の皇妃として成立させていました。

 

この公演が最後の作品となるちゃぴの エリザベートにかける意気込みが

日々演技に磨きをかけているのでは、と思います。

 

来週の観劇が楽しみです!

 

◆美弥るりか as 皇帝フランツ

 

おとといは 歌唱のことについて書きましたが

 

みやちゃん すごく抑えた演技だと思いました。 抑え過ぎです^^;

一本調子に思えました。

 

めりはりが欲しい。

 

皇太后ゾフィの言いなり、エリザベートの心も体も離れていく、

皇太子ルドルフの活動に対する悩み…

 

国家を統べる前に 自分の家族の悩みが深すぎて…考えると切なくなります。

その切ない感じ 割と希薄…

 

ていうか 今回みやちゃんに対する評価がなんか自分でも思いの外辛口。

 

みやちゃんは「瑠璃色の刻」でも「All for One」でも「カンパニー」でも「BADDY」でも

ぐいっと作品世界に引き込んでくれた芝居力のある人です。

星組の頃からずっと注目してて大好きなんですけど 今回あれれ?? 

 

 

今回、みやちゃん、何かが違う… 何を演っても目立つし 絶賛されるから 空気読んで

わざと目立たないようにしてる?

穿った見方をしてしまうほど、精細を欠いてる感じ…

 

釈然としません。

 

◆憧花ゆりの as 皇太后ゾフィ

 

声が高いせいか 歳を重ねた「皇太后」の貫禄が感じられないです。

月組組長としては 貫禄あるんですけどね^^

 

もっと野太い声の…男役さんが演ってもいいぐらいの役ですから。

憧花ゆりのさんもこの作品でご卒業ですし 役が少ないエリザベートだから

必然的にゾフィなんでしょうが 迫力に欠ける印象です。

 

◆月城かなと as ルキーニ

 

前にも書きましたけど れいこちゃん(月城かなと)は グイグイ来ないと言うか

掴みに来ないというか、おとなしい印象でした。

 

今回 すごく弾けてて 殻破った! 2段階特進!

 

ラストのトートからナイフを受け取ってからの暗殺場面はイケてる!

けど もう少しエキセントリックになれる気がします!

東京公演でさらに化けるか??

 

◆風間柚乃 as 皇太子ルドルフ

 

新公主演など経験して 実力派折り紙付きですが 「エリザベート」と言う大作での

重要なお役に抜擢は 最近の役付きを見ても あり、だなとは思っていましたが…

 

予想以上に良かった!!

 

役替わり両方ご覧になった方によると ありちゃん(暁千星)とは全く違うルドルフだそうですね。

 

おだちん(風間柚乃)のルドルフ まず歌唱力にやられました!!

 

で、お芝居は 国の将来のことを考えた上での行動が父である皇帝に理解されない

苛立ちや無力感がすごく感じられて 切なかったです。

 

今までルドルフって プリンスな感じの方が演じることが多かったけど

等身大の 国の将来を憂う青年ルドルフ、なおだちん、新鮮でした!!

 

今後が楽しみ!

 

 

【2018.9.9 追記】

 

今朝、PCの電源入らず!

スマホで追記します。萎えるわ〜_(┐「ε:)_

 

◆白雪さち花 as マダムヴォルフ

 

キャスト出た時、ヨッシャ!って思いました。

堂々たる歌唱、貫禄!

 

今思えば、ゾフィーでもできた、というか、むしろ

さち花ちゃんの歌唱の方が聴きごたえあったかも!

 

芝居巧者ですから、老け役も、魅せてくれたと思います。

 

◆晴音アキ as リヒテンシュタイン

 

本当に声がいい、滑舌がいい!

だから、きびきびとしたリヒテンシュタインにぴったり!

歌唱力のあるはーちゃんがいてくれるから

エリザベートという作品もイキイキしますね。

 

いつもエリザベートの側に侍っているから、

ちゃぴの最後の作品でたくさん絡めて良かったね。

 

 

◆千海華蘭 as ラウシャー大司教

 

ラウシャー大司教は、ゾフィーの取り巻きの中でも、一番目立つ美味しいお役。

キャストが発表になった時は、えっ?からんちゃん??Σ( ̄□ ̄)

って、ちょっとびっくり!

 

からんちゃんは、歌ってよし、踊ってよし、そして

芝居も幅広くなんでもこなし、説得力ありますね。

 

一番の見せ場は、宅配を取る所ですが、

ゾフィーも取り巻きの皆も年老いてきて、

皆さん、白髪混じりのウィッグに腰を曲げての熱演でしたが

からんちゃんが一番芸が細かく、面白かったです。

 

下手タケノコ座ってたからよく見えて

への字口に、目が半開きで 手がプルプルしてて

笑ってしまった(^^)

 

◆輝月ゆうま as マックス

 

このお役、専科枠なんですけど、

体格いいし、存在感あるし、歌上手いし、渋いし、

文句なし!

 

この貫禄でシシィと同期とはっ!w

 

ちゃぴの最後の作品で95期同士で父娘。

なんだか胸熱でした。

 

 

◆海乃美月 as ヴィンディッシュ孃

 

このお役は、難役中の難役。

しかも、音程の取りにくいお歌もあり…

大変ですが、すごく頑張ってるのが伝わってきます。

 

エリザベートから、黒い扇子をもらってからの演技は

鳥肌モノ。

 

ハンガリーの3人組、イマイチ印象に残らず m(_ _)m

 

今週は、役替わりAでもう一度観て来ます。

 

スマホで感想、書ける気がしない。

ま、ボチボチやります (。-_-。)