宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

All for One 観て来ました♪

All for One 7月22日 15時公演観て来ました。

     allforone170722.jpg

初日から、面白いと評判のAll for One

なるほど、こう言うことね!

自分用の記録です。

以下ネタバレあります。ご注意下さい。

幕開け みやちゃん(美弥るりか)センターでせり上がり

男役群舞がかっこいいです!

バックの映像も 雲が湧き 流れていく 

風雲急を告げる感じで 何かが起こるのを予感させます。

今公演、サブタイトルが

「ダルタニアンと太陽王」で

ポスターの太陽王は、娘役のちゃぴ(愛希れいか)

どんなお話??

って、謎だったのですが

ルイ14世双子説をうまくアレンジして

男の子の双子じゃなく、男女の双子と言う事にして

宝塚歌劇では必須要素の

恋愛もしっかり描かれていて 

肩のこらない 娯楽大作に仕上がっていました。

いや~ ちゃぴ(愛希れいか)が太陽王みたいだし(ポスター画像より)

恋愛要素なし? ちゃぴは今回は男役??とか

いろいろと憶測が飛んでましたが 

なるほど~納得、の展開で面白かったです。

鉄仮面伝説は ルイ14世の双子の弟が牢に収監されているというお話ですが

こちらは 双子で生まれたけれど 秘密裏に女の子を捨てようとしたのに

間違えて 男の子の方(ルイ14世)をすててしまった、という設定。

ルイ14世は実は女の子、ということを世間にさとられないように

生きていましたが、髪を伸ばして女の子らしくしたい、と

鬘にドレス姿で王宮を抜け出して 居酒屋へ。

そこには 昼間 剣術の稽古を付けたダルタニアンがいて…

乱闘騒ぎに巻き込まれてしまいます。

助けてくれたダルタニアンに素性を明かさず立ち去ろうとするところで…

たまきち(珠城りょう)の壁ドン!

この「ドン」が効果音で大きく響き 客席爆笑

この壁ドンねたは、全編に亘り何度も 使われて 都度笑いを取ってました。^^

騒ぎを起こした為 銃士隊は解散することに…

王宮ではルイ14世の縁談をマザランが進めようとしていました。

実は女の子のルイ14世ピンチ!

スペインからお輿入れするマリア・テレサ(マリー・テレーズ・ドートリッシュ)を

バレエで歓迎しようと ルイ14世は バレエ指導にダルタニアンを宮廷に招きます。

そこで! 居酒屋で会ったルイーズ=ルイ14世だと知ってしまいます・・・

もう 愛を止められない二人は 口づけを… 

|д・ ) チラ  モンパンシェ公爵夫人に見られてしまったのです…

今回 モンパンシェ夫人役のこまちゃん(沙央くらま)が

コメディエンヌとして 大活躍!! 面白かった~ 見直しました 

「PUCK」の時も 娘役で頑張ってましたが

今回の方が 楽しくて この作品がコメディになるのに一役買ってました。

ルイ14世の双子の男の子は

剣戟のビゴーの一座に拾われて 座長夫婦が我が子同様に育てていました。

双子が分かたれる時 ハプスブルク家の紋章のペンダントを半分にして

それぞれに持たせていた片割れを その男の子ジョルジュが持っていたのです。

ジョルジュにうやうやしくひざまずく一同。

ちょっと 「スカーレットピンパーネル」のルイ・シャルルのシーン彷彿。

ルイ14世が見つかって ダルタニアンと三銃士は

今こそマザランを追放しようと立ち上がりました。

大勢で「明日を信じて」を歌う大団円的シーンで一幕おわり。

この曲がいいのよ。

「明日を信じて 今日は耐えよう

明日を信じて 今を生きていこう」のサビの部分は

ホント 感動的です♪

あぁ 二幕書く気力が…締めなのに・・・

そのうち 追記するか そのまま放置か わかりませんが

キャストについて書いておきたいので 先にこっち。

★珠城りょう asダルタニアン

はまり役♪

先行画像出たときから かっこよくて 

正義感あふれる姿は たまきちの雰囲気にぴったり。

三銃士とともに大活躍、

れいこちゃん(月城かなと)との一騎打ちのシーンは見応えありました!

ちゃぴとの壁ドン始め キスシーンも よかった♪

グランドホテルが ワタクシ的にビミョーだったので

やっと 新トップコンビが希望に満ちたラブで追われて良かったわ。

グランドホテルでは 盗みに入る貧乏男爵で 最後は殺されてしまって

来ない相手を待ち続けるバレリーナっていう切ない設定だったけど。

★愛希れいか asルイ14世

男性も女性も演じて大忙し。

でも 女の子のところは いつもの可憐なちゃぴで可愛かった~♪

★三銃士

*宇月颯 asアトス

ポスターの作り込んだビジュアルにノックアウトされました。

眼力がすごい!

そして 終始笑顔なしで クールなキャラづくり♪

三銃士のリーダーとしての風格がありました。

*暁千星 asポルト

大酒飲みの設定だけど 若さゆえか 押出が弱い?

可愛いポルトス。もうひと工夫欲しいところ。

*美弥るりか asアラミス

まさかの元聖職者、色気担当なのにっ!

銃士隊が解散してから 聖職者に戻ったら

アラミスの懺悔部屋は 女性で大賑わい…

1789 アーサー王伝説などの流れをくむ? 妖艶路線?

★月城かなと asベルナルド

配役出た時、ベルナルド?? 誰?って謎でしたが

マザラン枢機卿の甥だそうです。

悪役。

でも 出番が多くて 三銃士と違って ひとりで行動してるから

目立つ 目立つ!

悪役(敵役)ってことで 2番手ポジみたいな美味しいお役でした。

今回は「月に月城かなと」ここにあり!的な

月城かなと 月組配属告知的意味合いもあったのかな?

たまきちとの剣の一騎打ち 見応えありました!

★一樹千尋 asマザラン

存在感は さすが専科さん。

悪いお役も説得力ありで唸らされます。

★沙央くらま asモンパンシェ公爵夫人

上述しましたが 本当に面白い、お笑い担当でした。

大立ち回りなど 元気いっぱいのお芝居は本当に楽しいです!

グラホが暗かったから こういう爽快感のあるお芝居で

新トップコンビを見たかったので 楽しかった!!

グランドホテルが悪いというわけではないけど

お披露目公演の演目には 如何なものか、とちょい批判的でした 

なんか 書き足りない(いつものことですが)気がしてますが

お風呂入って、もう寝ます。