宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

金色の砂漠 感想の続き~♪

お引っ越しでまだまだ箱が残ってて 昨夜も

金色の砂漠の感想書くかどうか迷ったけど 

忘れないうちに…と だらっと書き始めたら…ホレ、

私のことだから もう、どーにもと・ま・ら・ない~♪ってなったけど

半分で放り出して 寝てしまいました orz

 

いや~今更 弁解がましくて申し訳ないのですが

観劇日、どうしても コンタクトレンズの箱が見つからなくて

裸眼(0.2と0.4 時々オペラ使用)で観てたから

今ひとつ 頭の中にビシーーーーーーっと入ってこなくて

15列センターから 全体をぼーーーっと観てたので 

間違ってたらごめんなさい 

 

後2回あるので 今度しっかり観てきます。

 

 

 

で、昨日どこまで 書きましたっけ?? 

(だいぶ書く気喪失してる・・・

 

そうそう、回想シーンまででした~。

みりおちゃん(明日海りお)もかのちゃん(花乃まりあ)も髪型がとても可愛い。

幼いかんじの動きがお上手で、セリフ回しもかわいくて 大好きな場面です!

時間が巻き戻された感がしっかり出ています♪

 

重要ネタバレあります、ご注意ください。

 

 

 

タルハーミネの寝室では 天蓋付きのベッドで眠るタルハーミネが

ベッドの足元の床で眠るギィに 夜中にいきなり語りかけて起こしたりするんですね~

 

オアシスに狩りに行く場面は、タソ(天真みちる)が

おっとりホッコリした人柄の求婚者・ゴラーズを好演♪

 

第二王女ビルマーヤ(桜咲彩花)が 「ワタクシ狩りは嫌いですの」に

ゴラーズも ホッとして、「私は鳥が好きでしてねぇ‥」

 

でっぷりしたゴラーズが鳥のために朝窓を開けれずに蒸し風呂の部屋にいる話を披露。

それでも痩せません…と 笑いを取って、 唯一こちらもホッとする場面でした。

 

ビルマーヤは奴隷・ジャーが好きだけれど 

ジャーに「あの方と結婚するのですか」と問われ

好きな人と結婚できないのなら 誰でも同じこと‥と覚悟を決めていました。

 

タルハーミネの寝室では…ついにギィがタルハーミネを押し倒しますっ!!  (/▽\)キャッ♪

 

いや~ん、こういう力づくで、って言うの、好き~~(〃∇〃)

(ただし好きな相手限定)

王女が人を呼べば死罪は免れない、まさに命をかけた愛っ!!

 

ドキドキの 生唾ごくりの場面です~~~♪

 

タルハーミネ、ツンデレで 一旦折れたら弱いから

一緒に逃げよう、ってギィを誘うくせに

見つかって 父王に

「私はおまえを裁かねばならん!」 と死刑宣告されて b-orooro_201611272250133da.gif

 

タルハーミネを失いたくなくて いつもタルハーミネの近くに侍るギィに

嫉妬の炎を燃やす隣国の王子・テオドロス(柚香光)は 

彼女に入れ知恵をしてギィに死刑を宣告させます。

 

タルハーミネ、あっさりギィを裏切るっ!

 

奴隷とは言え いつもタルハーミネに翻弄されるギィが不憫過ぎる 泣

ジャーは あんなに幸せそうなのに…

 

王女と逃げようとした罪で地下牢で鞭打たれ 拷問されるギィ

もう、観てられないいたぶられようで、苦しいです…

なんとそんな場所へ 王妃様が…何故??

 

王妃様から真実が語られます…

前の王と王妃様の間に生まれた ギィとジャー兄弟。

 

現在の王ジャハンギールは 前の王を殺して 王妃様を妻としました。

本来なら根絶やしにすべく子供も殺される所を 

奴隷として生かすことで 王妃は我が子の命を守ったのでした…

 

それで お稽古場がスカステで映った時に

王妃(仙名彩世)は イスファン王ジャハンギール(鳳月杏)と抱擁している時に

すごく悲しそうな表情を浮かべてたのですね…

 

ギィは 共に生きる道を選んだ王妃を責め、復讐を誓って

砂漠に消えていきました…

 

ギィの身代わりの死人が用意されていました。

「1789」で ロナンがバスティーユ監獄から逃げ出す時の手法ですな。

 

砂漠で出会った盗賊たちの中には 前の王に仕えていた生き残りの子孫もいて

ギィ=イスファンディヤール(←本当の名前)と 第三王女付きの奴隷プリ-を

仲間に入れてくれるのでした♪

女ボスの じゅりあちゃんが相変わらずかっこいいです。

男勝りな感じが似合いますね~

お願いだから 弟役のマイティに もっと光を! もっとセリフを!!

 

 

テオドロスによる砂漠の盗賊制圧を逆手にとって

イスファンの城を攻める決意を盗賊たちに語り 誘います。

 

怒涛のように攻め込んで ジャハンギールを討ち

タルハーミネを妻とする、と宣言。

 

かつてジャハンギールがイスファン国を攻めて落とした時と同じやり方で…

 

ついに ギィ(=イスファンディヤール)の復讐が完結したのでした。

 

実の母・王妃アムダリアが自ら命を絶ったとの知らせが…

何故?? これから、と言う時に。

 

そして 誇り高き王女タルハーミネは、たまらず

砂漠へと出ていき・・・後を追うイスファンディヤール。

 

幼き日、金色の砂漠を求めて走り出したタルハーミネを

連れ戻そうとしたギィの必死の姿が蘇り 胸を締め付けられます。

 

砂漠で迷ったものは帰れない 砂が運んでいくだけ…

 

2人は砂漠に飲まれて 二度と戻ってこれなかったのでしょうか…涙

 

砂嵐の後に

盗賊に国を追われた王族たちの列が砂漠を進んでいきます。

 

第二王女ビルマーヤが 残されたタルハーミネの赤ちゃんを抱いて

私がこの子を守らなくては、と決意し 行列の中に入って去っていきます

 

それが 冒頭の部分につながっているのですね。

 

すごく、すごく切なく 胸が苦しくなる場面ばかりです、が

最後に ギィとタルハーミネ、2人の純白の衣装でのデュエットダンスに

ようやく救われた気分になるのでした。

 

ふたりの微笑みが もう天使の微笑みに感じられます。

温かいものが湧いてくる感じ♪

 

流石宝塚! ロミオとジュリエットの最後みたいだね、と友人と。

どんなに悲恋でも 最後に天国で結ばれ幸せな2人♪

 

あんな重苦しい気持ちで家路にはつけませんものね。

 

フィナーレのロケットまでがお芝居、のつもりで作ったと

上田久美子先生談。

 

2人はようやく結ばれて良かった良かった♪

 

そして なんとロケットのセンターが次期トップ娘役のゆきちゃん(仙名彩世)

研9にしてロケットは珍しいけど いいお披露目になりました。

 

ずしんと心に残る作品です。

上田久美子先生の真骨頂!

 

星逢一夜の時も 観てから数日 星逢のこと考える日が続き

後から後から じわ~~っといろんな思いが湧き出してくる作品です。

 

噛めば噛むほど味が出る、

 

後2回しか噛めませんが レンズを入れて、

気合も入れて しっかり観たいと思います!!

 

上田久美子先生の才能にひれ伏す思い、の金色の砂漠でした!

 

あっぱれ!

 

あ、第三王女(音くり寿)と 王女付きの奴隷プリ-(瀬戸かずや)が面白いです。

算術の先生のエピソードも 書き忘れたけど もう元気ないから 次回ね。