宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

星組ショー ロマンス!!は昭和のかほり!?

ロマンチックレビュー ロマンス!!感想です。

 

わたくし目線の感想ですので、

他人の意見を受け入れられない方はUターンお願いします。

 

 

 

 

 

先に観てきた友人数名 皆 昭和臭がプンプンする、と。

 

御歳 75歳の岡田敬二先生の演出だけに、致し方ありません。

みっちゃん(北翔海莉)の入団公演「シトラスの風」の演出が岡田先生。

ということで みっちゃんのビルボードライブ Music Paletも

みっちゃんの実力を高く買ってる岡田先生演出で、

最後のショーも やっぱりあうんの呼吸でお仕事ができる岡田先生ね。

 

何が昭和臭かというと 衣装と音楽でしょうか?

 

衣装担当は 1966年入団 今年で在団年数が 半世紀という

任田幾英先生、こちらも賞味期限ギリギリ?

 

大きなお袖、大きなお帽子 クラシカルな雰囲気ですね。

 

オープニングから大階段で 岡田先生曰く「紫陽花色」という

薄紫やピンク、淡いブルーにパステルグリーンのお衣装が

夢のような世界ですね〜♪

 

美しき人、は ベニ(紅ゆずる) まこっちゃん(礼真琴)かいちゃん(七海ひろき)

ビロードのマントに帽子 みんなお髭がすごいけど

特にベニのくるりんと巻いたお髭が面白い!

ゼンマイみたいにびろ〜んと伸ばしたりしてました ^^;

これは なに? 次期 トップとダブル二番手のお披露目??

 

お芝居でラブ感がなくて残念な風ちゃん(妃海風)が喜びそうな?

ガッツリラブな 「初恋」シーン。

ピアノの調べにのせて バレエな振り付け。

パラソル持って踊る、ってのは 岡田先生演出によくあるらしいです。

(羽山紀代美先生 振り付け)

 

ロックンロール・エイジは本当に楽しいシーンでです!!

いろんなペアの歌い継ぎ 銀橋渡りも楽しいし、眼福

なにより 組子が生き生きと楽しそうにしているのを見るのが楽しい!

もう、目が、目が、目がぁ〜〜〜〜!

 

二つじゃ足りない。

 

ここで いつものれなちゃん(十碧れいや)と麻央コンビのほかに

せおっち(瀬央ゆりあ)と紫藤りゅうが入って4人並び。

これからは この4人が 二番手の下を支えてくれるのね♪

 

みっちゃんの同期で 同時退団のさやかさん(美城れん)に

一場面あったのが嬉しかったです!

銀橋を渡りながらじっくりと聴かせてくださいました。

しつこいようだけど 退団が惜しまれます 涙

 

裸足の伯爵夫人のボレロ

 

伯爵のみっちゃんと踊るのは まこっちゃん(礼真琴)

伯爵のベニと踊るのは かいちゃん(七海ひろき)

女装の2人は、ともに風と共に去りぬで娘役経験済み。

大きなドレスの裾さばきも鮮やかに踊ってました。

 

にしても。。。いつも思うのがみっちゃんの軽やかなダンス。

おみ足が、高く挙げた手の先まで上がってます。

みっちゃんて、ダンサーでもあるんだけど

歌える人が少ないから ついつい歌唱力がクローズアップされるのよね?

とにかくマルチな才能のみっちゃんを堪能!

 

スカステニュースで 初日映像を見た時から気になっていたシーン。

「友情」の場面です。茶色のスーツのとこ。

とにかく、振り付けがかっこいい!と思ったら 謝珠栄先生振り付けだそう。

謝珠栄先生の振り付けは 難しいけど とてもかっこいい!

 

今回もあまり見たことがないような動きがあって見入りました。

音楽(玉麻尚一先生)もビートが効いていて 酔いました。

身体に音楽が響き、目からは素敵なダンスが飛び込んできて

脳内でシンクロして気持ちいい〜〜!

最近は、KAZUMI BOY先生やSHUN先生、Ayako先生など

新しい振付け師の方が入っておられますが

謝珠栄先生にも また 振り付けでご活躍いただきたいです。

 

今回の黒燕尾が、大階段でフォーメーションを組むのではなく

ギリシャ神殿みたいな柱が立っていて

 

みっちゃんの元へ 1人、また1人と奥の方から

わらわらと湧いてくる感じが面白いです。

 

退団らしく皆に囲まれみっちゃんを見て思う。

 

決して二つ返事は出来なかったという星組のトップ

ちえちゃん(柚希礼音)退団直後の落下傘。

組子の気持ちがまだまだちえちゃんに向かっていて

退団の熱気が冷めやらぬ中へ よく飛び込んできてくださいました。

 

 

トップの在任期間が長いと、後になる人は、そうでなくても大変なのに・・・ 涙

 

ロスト柚希礼音の組子の心を見事にまとめ上げることが出来たのも

みっちゃんのお人柄ゆえでしょうか。

 

みっちゃんの伸びやかな声を聴いて

不意に、今日が聞納めかと気付き

猛烈に寂しさが襲ってきました。

 

また一つの時代が終わる、そう思うとまた

鼻の奥がつーんと痛くなるのでした。

 

みっちゃん、ありがとう!