宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

Shakespeare 観劇、うん、オッケー!(上から発言)

今年初の大劇場公演 Shakespeareを観劇してきました。

 

プログラム表紙のお写真。

 

最初、ザリガニ風??って思ったお衣装も

実際観たら 素敵でした♪

 

まぁ様(朝夏まなと)の「あけましておめでとうございます!」のご挨拶に

あ、まだ松の内か。と。

 

ここんとこ連休やら 母の病院で仕事休んでばかりで

日にちの感覚が無い~

 

まずは、お芝居の感想から。

 

いつもは、調べも十分、見どころもリサーチして臨むけど

今回は初日の頃のブロガー様のレポと映像をサクッと観ただけなので

わかるかしら??と思ったけど 分かりやすかったです♪

 

生田大和先生の「春の雪」では ズドンとハートを撃ちぬかれたのですが

ワタシ的には「ラスト・タイクーン」がつまらなさ過ぎたので

今回もどうなの??って 正直あんまり期待してなかったのですが

 

私は好きです 

 

民衆が求める ウィリアムの新作。

舞台中央では 「ロミオとジュリエット」が演じられています。

 

 

ネタバレあります。

 

ロミオ(沙央くらま)とジュリエット(純矢ちとせ)のセリフに

銀橋下手に現れた ウィリアム(朝夏まなと)とアン(実咲凛音)の声が重なり

二人の物語の始まりに取って代わります。

 

こういう演出好きだわ♪

 

これは、ウィリアムとアンの物語だったのですね~。

 

森の中で出会った二人。

アンがウィリアムの詩を読めば 言葉が次々に湧いてくるウィリアムでした。

もう、それは恋~♪

 

五月祭で大暴れして永久追放になったウィリアムは

バルコニーのアンの元へ、そして結婚を誓う。 まるでロミジュリ。

劇中劇。

 

薔薇という名の花は名前を変えても

香りは変わらない 名前に意味はない~♪的なセリフもありました。

 

そこへ待ち構える 真風@ケアリー。

宮内大臣一座の支援者(パトロン)として ウィリアムを庇護することに。

 

実はケアリーは 宮廷内での抗争に

演劇を使って民衆の心を掌握する、という下心があったのです。

 

結婚したものの ロンドンとストラットフォード、

妻子と離れて暮らすウィリアム。

名声をつかんでようやく 家族と暮らせたのもつかの間

仕事に追われるウィリアムの元をアンと息子は去っていったのでした。

 

そして 舞い込んだ息子の訃報。

 

脚本を書けなくなってしまったウィリアム。

 

そんな彼にエリザベス一世の前で演劇を披露する機会が訪れます。

 

結婚をしたことがない女王に

「夫婦の愛」とはどのようなものかを見せるというもの。

 

つまらないラストに、これで終わりかと問われ

妻子をなくした自分には 

もう言葉は湧いては来ない、と肩を落とすウィリアム。

 

めちゃくちゃ都合よく 緊張で倒れた劇団員の代わりに

マスクを付けたアンがこっそり舞台に立っていました。

 

思わずマスクを外して駆け寄るアン。

 

本物の夫婦愛を目の前で観せられた女王は褒美を…

 

かねてから ウィリアムの父が欲しがっていた

準貴族の地位と紋章を送ったのです。

 

めでたしめでたしの大団円で華やかに幕。

 

うまく纏まっていて いいお話でした。

 

ウィリアムは アンの存在があったからこそ

愛の魔法で 言葉を紡ぎだし

 

野心にまみれたケアリーは 妻の言葉に

いつも 勇気を奮い立たせてもらっていました。

 

 

いつの世も 言葉は言霊となって

それを聞く人の心を揺さぶるのだな、と思いました。

 

こうやって ブログを書いたりお友達とお話したり

何気ない言葉が 人を幸せにも 不愉快にもします。

 

昨日書いた「母の入院」の記事に頂きました

温かいコメント=お言葉も心に滲みました。

 

これからも 言葉を発信する者として

ウィリアムのように素敵な言葉を紡ぎだせたらいいなと思います。

 

空(宙?)に満つるは、尽きせぬ言の葉…

サブタイトルに 生田先生の思いが込められています。

 

 

キャスト感想は 追記の展開へ

 

 

朝夏まなと@ウィリアム シェイクスピア

 

本当に爽やかに青年シェイクスピアを演じていました。

滑舌もいいし、歌もお上手だし、スタイルいいし

すっかり引き込まれました♪

 

◆真風涼帆@ケアリー

 

おひげがよく似あってます!

堂々とした存在感のある役で

まぁ様との阿吽の呼吸、頼もしい2番手になりましたね!

緊張しての変な歩き方で笑いを取って・・・

メランコリック・ジゴロから 笑いも取れる真風にすごい成長を見た!

 

◆風馬翔

 

何? なんかすごく目に飛び込んでくるんですけどっ!

悪い荘園主から 人のいいオッサン的劇団経営者まで

説得力のあるビジュアルとお芝居で唸りました。

これからも注目していこう!!

 

◆星風まどか

 

すっごく可愛くて大好き~♪ 大抜擢がいっぱいの今公演ですね!

 

最初、配役発表になった時 「ダークレディ」っていうキャスト名だったような…

なにか 鍵を握る役なのか?と思ったけど

幕が上がれば、バプティスタ(音楽家)の娘という・・・特に意味のないお役。謎。

ワンシーン見せ場があるけど あれ、ストーリーに絡んでないし…

 

劇団から使ってくれと言われて 一応役作ったけど

生田先生、使い切れなかったのか、と 得意の邪推。

 

◆愛月ひかる

 

いつもずんちゃん(桜木みなと)と出てて

最後の劇中劇では masakano_20151204220627834.gif・・・ふふっ♪

 

笑わせてくれるのは…TOP HATで おしりの皮が一皮剥けたからかしら?

 

 

宙組、トップ 2番手3番手がはっきりしてて 本当に気持ちがいい!

 

澄輝さやと 蒼羽りく 星吹彩翔 凛城きららがいて

更に 美月悠や星月梨旺がいて

その下にずんちゃんと そらくんがいる

 

中堅~若手充実

 

まだまだ宙組勉強不足ゆえ 大事な方が抜けてたらごめんなさい。

 

あ、みりおん(実咲凜音)、うらら(伶美うらら)ちゃんのこと書いてないけど許してちょ。

ふたりともお芝居、良かったよ~!!

 

今日、客席に 外国人の団体客が来られてました。

 

美穂圭子さんや せーこちゃん「(純矢ちとせ)がたっぷり美声聴かせてくれたから

心の中で ドヤ顔してました。

 

ホント、外国の人たちに宝塚の歌唱力 ちゃんと評価してほしいからさぁ。

 

下手な子に歌わさない、これで対処するしかないね!

 

書きたい事が抜けてる気がするけど また思い出したら追記します。