宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

新理事長に期待@夕刊タカラヅカ 朝日新聞2015.5.29

今日の朝日新聞 夕刊タカラヅカは、

 

101年 新たなるステップ (新理事長)

OG会も活性化へ一新 

情熱一直線 101期生初舞台

野心と悲哀 貫禄十分 アル・カポネ 望海風斗

初演キャスト存在感 王家前夜祭

 

と、盛りだくさんだけど 私が気になったのは

やはり 「新理事長が意気込み」の記事。

 

以下私見です。

 

宝塚歌劇団 創立者 小林一三を曽祖父に持つ前理事長

 

挨拶の場で 曽祖父を小林一三先生と言ったり

96期事件で、未成年を預かっておきながら 無責任な対応をしてみたり

私に言わせれば 宝塚歌劇団は、身びいきな ぬるい団体だな、という印象でした。

 

旧態依然の古い体質を引きずっている、と感じていました。

 

風穴を開けようと 建設的意見を言う人間は排除されるのか?

理事長の回りはイエスマンで固めているのか?と

邪推の得意な私は 疑っておりました。

 

新理事長 小川友次さんは、

「1世紀の伝統を誇るタカラヅカ「新たな風」を吹かせることを約束した。

              日刊スポーツ 2015年4月16日 記事より

 

おぉ~~~! 頼もしい!! kuma_hakushu.gif

 

100年かけて築き上げてきた歴史の中には 

今後も継承していくべきものと

捨て去るべき旧弊があると思います。

 

101周年 新世紀の始動の

新しきリーダー、小川新理事長は、

その取捨選択を間違いなく行ってくださるようですね♪

 

「新理事長は 作品力と生徒力の充実に心を砕く」と。

 

嬉しいね~

 

作品力と生徒力、この両輪で回っているのですっ!

どちらも同じ大きさでないとまっすぐ進みません。

(以前も記事で イコールであってほしい、と書きました。)

 

 

先日読んだ、「元宝塚総支配人が語るタカラヅカの経営戦略」に

 

「本(脚本)はめちゃくちゃでも トップが立っていれば チケットは売れる」

と書かれていました。

それは、人気のあるトップを育てさえすれば 作品はどうでもいい、と

言っているように聞こえます。

 

ならば、演出家さんの努力や評価はどうでもいいのでしょうか?

 

私のヅカ歴が浅いから疑問に思うだけなのでしょうか?

私は トップさんも観に通いますが 作品も良くなくては嫌なんです。

確かに 駄作でも トップスターの退団公演なら 皆さん通います。

 

それは 演出家の甘えにつながらないのでしょうか?

 

「元宝塚総支配人が~」に 宝塚の演出家は終身雇用と書かれていて

驚きました。

 

人間は、能力を最大に発揮できる時期は限られていると思います。

旬を過ぎて 書けなくなった作家でも 雇用し

駄作でも舞台に載せるのでしょうか?

駄作を書き続けてもペナルティはないのでしょうか?

 

宝塚は人を観に行くところ」とヅカ師匠に教わりました。

 

ご贔屓のスターを応援に通う所だ、と

先の「元宝塚総支配人~」のように言ってしまえば

作品としての「舞台の評価」は下がってしまいます。

 

夢を売る、美しい宝塚独自の世界観と

特に歌、そしてダンス、お芝居のスキルとの兼ね合いは

難しいと思いますが 

いい生徒を育てて 両立して欲しいです♪

 

以前、「ど」がつくほど歌が下手なトップコンビの公演を

一般ピーポーの友達を誘って観に行って、

とても恥ずかしい思いをしました。

 

今後、海外に打って出るというなら、スキルアップは必須ですね。

 

新理事長も 海外展開を練っているそうですが、堅実にお願いしたいです。

 

以前、小林前理事長が、100周年の朝日新聞の特集記事で

世界に向けて 世界各地に拠点を作りたいみたいな

大風呂敷を広げておられました。

国内の公演で汲々としているのに、はぁ~??ハテナ でした。

 

新理事長は 「海外に出るだけでなく 見に来てもらうよう仕掛けたい」と。

そうそう! 出て行くだけじゃ、国内の公演スカスカで足元揺らぐわ。

 

さらに、

「新作をどんどんやりたい。再演できるものを。」と。大歓迎です!

 

そのひとつが、「1789」なんでしょうか??

これは、他の組でも観てみたいですね!

いい作品って これはあの組で演ったら・・・とファンは

配役まで考えちゃいますよね~♪

 

新作:再演が 7:3になるのが 宝塚の黄金比率だそうです。

 

そうなん??

このところ、ベルばらと風共率高いんですけど??

で、下世話な話、著作権料は全部 (ry

○爺との癒着疑惑。

 

何度も出てきますが「元宝塚総支配人が語る~」では、

新作ばかりだとお金がかかるので、

再演も適宜入れていく…それが 

もうお腹いっぱいのベルばら 風共の再演なんです。

他に無いんかいっ!? ヽ(`⌒´メ)ノ

いい作品いっぱいあると思うのに…

 

生徒には内なる成長を期待したい。

ひととしての土台をつくって、

その上に演技、歌、踊り。

それが宝塚らしさかな

                 (記事より引用)

 

 

素晴らしい!

 

96期事件の時に 音楽学校は 学校とは名ばかりで

ただの 技芸塾だな、と思いました。

心の教育が全くなされていない。

良家の子女が通っているらしいのに 情けない事件でした。

 

今後このようなことがないよう。ていうか あの期が異常か。

 

新理事長のおっしゃるように

舞台人である前に 一人の人間として

輝いていてほしいですね。

 

 

小川新理事長が起こす 新しい風を帆にいっぱい受けて

新たなる1世紀へ 宝塚の船出ですね!

 

楽しみ!!

 

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