宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

「1789」に月組のパワーを感じた!!

このところ 宝塚への思いが急降下。

胴体着陸寸前の低空飛行が続いておりましたが・・・

 

今日、やっと持ち直しました♪

 

1789 バスティーユの恋人たち

  

10列サブセンターで観てきました。

 

もう、泣いた~~~! 音楽に心を揺さぶられた!!!

ダンスにお芝居、みんないい~~!!

 

ネタバレあります、ご注意ください。

以下 私見です 

 

1789は、再演物が多かった月組生待望の

新作海外ミュージカル、ってことで

 

組子全員から この作品にかける意気込みが伝わってきました!

 

いい作品を作り上げたい!っていう気負いが

月組生をイキイキさせているように感じました♪

 

新作というのは 真っ白なキャンバスに

自分たちが最初に 絵筆をふるうようなものだから

ちょっとした緊張感と つくり上げる喜びがあって

嬉しいんでしょうね~^^

 

海外ミュージカルは 

エリザベートや ミーマイ、スカピン、ロミオとジュリエット・・・

どれも名曲揃いでした♪ 今回も然り。

 

そのせいか、全体に歌唱力がUPue.gifしたという印象♪

 

私の評価がイマイチだったわかばちゃん@オランプが

頑張ってました! 

まさおとのデュエットも遜色なし!

今日ぐらい歌えてればセーフ neko_セーフ

 

 

あと ありちゃん(暁千星)が上手くなっててびっくり!

ダンスはもちろん 歌唱力も磨いたとなれば・・・将来楽しみ! (*´艸)

 

今回、かちゃ(凪七瑠海)が、男らしく 歌唱も骨太で良かったです♪

 

ダンサーのちゃぴ(愛希れいか)が めきめき歌唱力を上げて

存在感もすごくて 私の心の琴線に触れる歌声に・・・

泣きました。

 

2幕 いよいよ民衆が立ち上がって 王宮に危機が迫ってきた時

寵臣のポリニャック夫人に 引き止めはしないわ、と別れを告げ、

フェルゼン伯爵にも 私には私の務めがある、と別れ

王太子の養育係のオランプに 愛する人の元へ行きなさい、と優しく諭す。

 

フランスの王妃として生きる覚悟を決めた

マリーアントワネットの凛とした姿を摸すちゃぴ(愛希れいか)が

神々しく美しかった

 

この長丁場のシーン、登場する人物はごくわずかで

その中心にちゃぴが堂々と君臨して 

あの広い大劇場の舞台の空気を支配していました。 すごい!!

 

もう すごい、って思っただけで 涙がポロポロ頬を伝いました。

 

伸びのある声で まさお(龍真咲)も たくさんのナンバーを

軽やかに歌っていました。

 

主人公・ロナン役のまさおは、「まさお節」と言われている 

セリフに変な癖があったりするけど

歌は「まさお節」が出ないので ホッ♪

無理矢理なビブラートとか、かけないでね!

 

ルイ16世の美城れんさんと ネッケルの光月るうさんの芝居が

素晴らしかったです。

 

ルイ16世は取り巻きに操られるように 主体性のない施政を行ったけど

本当は純朴で 国民と家族を愛している。

不本意な王命を下して 哀しい表情の人間・ルイ16世を演じて心打たれました。

王宮に民衆が迫ってきた時も 

マリーに「オーストリーに帰るかい?」と寂しそうに聞く姿にきゅ~~~~ん

 

ネッケルは、何度となく 革命を回避するために

王に進言しているにもかかわらず

ルイ16世は ネッケルの再三の助言を退けてしまう。

御意に・・・としか言えないネッケルの苦しそうな表情がいい!

 

ルイ16世の弟・アルトワ伯のみやちゃん(美弥るりか)の悪党ぶりも観もの!

どのシーンでも、妖しさ満点、人を見下すような目つきで 

王座を狙う、ヒール、美味しい役!

 

美味しい役といえば、そのアルトワ伯の手下の

秘密警察のお笑い三人組がいい!!

紫門ゆりや、朝美絢、輝月ゆうまの3人が

大げさに転んだり、小芝居したり、笑わせてくれて

目が離せない!

 

ロナンの妹役の花陽みらちゃんの歌唱が安定していて聴かせるのはもちろん

力強い演技は 前回観た晴音アキちゃんより学年上で

堂に入ってる感がありました。

 

・・・とまぁひとりずつ感想書けそうなくらい、みんな良いお芝居してました。

 

ダンスもKAORIaiveさんの ボディパーカッションや

目新しい振りを見るのが楽しかったです!

 

ボディパーカッションの 

ドン、ドン、チャッ! ドン、ドン、チャッ!で始まるシーンが

民衆の力強さを表していて 

組子が心を一つにしてる感があって感動しました!

 

 

1789という、フランスのミュージカルを潤色した作品なので

宝塚ぽくない 「群集劇」がよかったです。

 

舞台いっぱいに広がった民衆の

力強い歌と群舞に圧倒されるシーンが随所に出てきて

目がいくつあっても足りない状態!

 

マリーアントワネット、ルイ16世他 宮廷関係者、

革命推進派の面々はもちろん

印刷工、パレ・ロワイヤルの女達も、皆が主役のように

私には思えました♪

 

印刷工や娼婦たちの群舞に目が釘付け!!

 

幕開き、主人公・ロナンが、バスティーユ要塞の壁をよじのぼり

要塞の扉を開く 鎖を断ち切るところから始まりますが

 

最後、民衆がバスティーユに押し寄せ ロナンが開けた扉から

民衆が雪崩れ込んでいく・・・と上手くつながっていきます。

 

駄作と呼ばれる作品は、演出に無理があったり

セリフが嘘くさかったり 納得できないことがその所以なんですが

さすがに 小池演出は いつもながら巧いな、と感嘆!

 

友人が感動したという見せ場

銀橋にロナンとオランプ 舞台にマリーとフェルゼン。

舞台装置なく ただ4人が立っていて 歌がいい!と。

 

そう言えば、私が気にする?ライティングや装置、背景。

奥行きを感じさせる照明や

迫力ある 背景は 王宮やパリの街角を

雰囲気のあるタッチで動画になっていて興味深かったです。

 

最後、ロナンが撃たれて・・・ 一旦セリ下がり

それまで 汚れた衣裳だったロナンが

初めて まばゆいばかりの真っ白な衣裳でせり上がってくる。

あれは、天に召された 天使のロナン?

後ろに 更に高くせり上がる マリーアントワネット。

ラストも 圧巻でございます~~~

 

 

全編、息をも吐かせぬ 月組のパワーあふれる作品でした!

 

ブラボーっ!!

 

 

前回 1789観た時に 番手関係なし、って書きましたが

 

お芝居は 番手関係ないような 配役でしたが、

フィナーレの短いショーでは、

 

せり上がり銀橋渡るのは 美弥るりか

でも 大階段は 凪七瑠海のほうが後。

 

いつまで こんな二番手ぼかしをするのか、とmoyamoya.gif

 

まさおの両サイドに ありちゃん(暁千星)と たまきち(珠城りょう)。

今後 月組を担っていく若手、ということなんでしょうね。

 

これから使おうという生徒には、パーッとスポットライトが当たるよね、と友人。

 

照明が証明してるね、ライトだけに・・・と私。

 

上手い! 

 

座布団三枚、頂戴♪

 

残念!持ち合わせが無いわ、と友人。

 

(*´艸)(艸`*) 

 

ちゃぴ辞めるのかしらね?

 

早乙女わかばちゃん、次期トップ娘役打診で お歌頑張ったのかしら?

ビジュアルがいいから いいんじゃない?

 

で、ちゃぴは、退団後、帝劇の「1789」に出演??

日程的に厳しいか…

 

この前 城田優くんの1789観劇目撃情報あったけど

ロナン役は、私達が応援してる「山崎育三郎くん」の方が合うと思わない?

 

おぉ! 育三郎くん、ロナンにぴったり!

 

いくさは、小池先生のお気に入りだから、もう内々で決まってたりして? 

 

(*´艸)(艸`*)