宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【新番組】ステージ・ドア#1 「エリザベート」が面白い!

スカイステージの新番組・ステージ・ドアを観ました

 

初回は、エリザベートの舞台裏を取材。

イムリー!

 

ていうか、計画的?

 

 

 

表舞台に立つ人はもちろん

舞台裏で支えておられる方にとても興味があります。

これは、どうなってるの?

どうやって作ってるの?

興味は尽きない!

 

以前放送していた30分番組

「宝塚スタディ 宝塚舞台」も録画して残しています。

(緒月遠麻さんが 製作現場に行かれてました)

 

今回は、大好きな「エリザベート」の舞台裏を取材、ってことで

ますます 興味津々!!

 

進行、大道具、小道具、音響、照明、オーケストラ

それぞれの立場から、舞台を支えておられている様子が紹介されていて

興味深かったです!!

 

 

宝塚が生んだ天才演出家の小池先生のインタビューに始まり、

演出補の小柳先生、オ―ケストラの佐々田愛一郎先生のインタビュー

そして、主演のみりおちゃん(明日海りお)のお話。

そして、現場の

各担当者のお話など 盛りだくさんの45分。

 

◆進行

一人のキューマンの指示で 各部署が一斉に動き出す。

その女性の 意気込みが語られつつ

舞台稽古の映像がはさまれていきます。

 

この舞台稽古の映像、

裏方さんの作業場映像、面白かった~!

 

大掛かりなセット転換は、観てる方はおぉ~っと思うだけだけど、

裏では、組子さんの安全に気をくばりながらの神経を使う作業です。

 

表舞台のお芝居 マダム・ヴォルフが登場している裏では

着々と次の場面のためのセットが整えられていきます。

そして 後ろの階段上に みっちゃんフランツがスタンバイ。

 

生徒さん大道具小道具の安全を見ながらキューを出す司令塔??

キューが連続するハンガリーの場面、大変らしいです。

緊張しそう!

 

「私だけに」の場面は、 

カーテンが開き、ドライアイスが出て せりが下がって ドライが出て 盆が回って・・・

見せ方にこだわりがあるのだそうです!!

 

次回は裏方の仕事にも思いを馳せながら観たいと思います。

 

 

◆大道具

常に6台のセットが出ているのはとても珍しい、と。

鏡の間のセット搬入など興味深く観ました。

 

 

◆小道具

おどろおどろしい トートの椅子

初演から18年、どんどん装飾的になっているようです。

 

ルドルフの持つピストルなども 

資料が残っているので 実物に遜色無きよう作っているって。

精巧な作業をされているのですね~。

 

マデレーネのバスタブの制作現場

発泡スチロールの角を削る作業が映っていました。

塗装されて出来上がったバスタブは・・・リアル~

金装飾の脚も凝っていてゴージャスです。

 

袖から 舞台へと滑りだしていくバスタブ。

後ろ姿のマデレーネのマイティが映っていました。

人魚のヒレも 美しく見えるよう、角度にこだわりがあるようですよ~

 

今回フィナーレのシャンシャンが一新されました。

豆球の方が横からでも よく光って見えるということでした。

LED電球は明るいけれど 煌きには欠けるのかも…。

いろんな角度から観て、光って見えるのは、やはり豆球に軍配? 

 

◆照明

センターピンルーム

その上階にあるトップピンルーム

2つのセクションが連携しながら盛り上げているそう。

 

メインの登場人物を照らしていく仕事。

これを3人で担当されているそうです。

ハンガリーの場面は、登場人物が多くて大変なんですって。

 

以前にも照明に興味がある、と記事に書きましたが

バラバラに照らしていたスポットライトが

一斉に一人に集まるところとか 感動しますね~。

照明の果たす役割は本当に大きい!

陰の立役者ですね。

 

◆オーケストラ

エリザベートと言えば、音楽が一番の魅力。

エリザベートが、ルドルフの棺の前で歌うところは自由に歌う部分で

歌とオケを合わせるのが難しいそうです。

 

佐々田愛一郎先生は、ずっと音楽が流れているこの作品、

タクトを振りっぱなしで 休む間もないそうです 

 

◆音響担当

臨場感ある舞台空間をつくりだす音響。

エリザベートという演目は、珍しい五重唱などもあり 

ひとつひとつの歌詞が違うのを、

聞かせないといけないのが難しいそうです。

 

今回 みりおちゃん、迫力不足とか言われたせいか??

みりおマイクの音量が大きいんですけどっ??

 

効果音を入れるのも 音響さん、

タイミングが難しいですね! 舞台と阿吽の呼吸! 

 

◆衣裳課 床山担当

エリザベートでは 登場人物が年齢を重ねていきますが

年齢を重ねていることを表現する

ひげや鬘を製作する 衣装課床山担当の方の

作業現場が映っていました。

 

早変わりがうまくできるようにと

普段なら糊で貼るタイプのひげを

耳でかけるタイプにして サッと外せるようにしているそうです!

メッシュ地にひげを一本一本 少しずつ違う色を混ぜながら

かぎ針で結わえ付けていく、気の遠くなるような作業をされてます。

 

小池先生談

トートのビジュアルにこだわった。

グレーがかったベースの髪色。 明日海りおにはブルー系が合うのでは?

衣装デザイナー有村先生も一緒に 

かつらをいっぱい並べてみんなであれがいいこれがいいと選んだ。

 

明日海りお談

差し色は青だけじゃつまらないので 少し赤のメッシュも入れた(ポスター)

ファンキーな感じがして 赤はちょっと違うかなと思いカーキにした。 

メイクも隠し味にカーキというかアッシュが入っています。

 

 

退団挨拶で、生徒さんは必ずと言っていいほど

今まで応援してくださったすべての皆様に…とお礼を述べられ

たくさんの愛に支えられてきましたとおっしゃいます。

 

舞台を作りに携わるすべての方へのお礼も述べられますね。

 

ひとつの作品をつくるまでには 

他にも 脚本、作曲、演出、振り付けなどの作業も入ります。

エリザベートは再演なので作曲などはないけれど…)

大勢の人の愛に支えられて 

作品が出来上がるのを目の当たりにしました!

 

公演は、舞台に携わる方全員の努力の結晶なんだ、と思うと

感慨深かったです!

 

スカステ加入の方は、お見逃しなく~~~♪

 

9月は、→  1・4・7・10・13・15・19・22日に放送があります。 

    宝塚 スカイステージ TOPページ