千秋楽おめでとうございます♪
*ロシア文学舞台化
*バウ初主演
*95期
同じ、同じ、同じ!
星バウ・かもめの礼真琴、花バウ・ノクターンの柚香光。
これは 劇団が 意図的に 95期 ロシア文学作品対決という構図にしたのかしら?
二人のバウホール公演、条件同じでも
客席の空気、全く違いました!
実力、経験共に、まこっちゃん(礼真琴)が断然リードしてるのに
「かもめ」主演といえども、まこっちゃんの出番が主演にしては短く
目立っていたのは母・アルカージナの音花ゆりちゃんばかりでした。
主演:礼真琴 → 主演:音花ゆり ? と思うほど。
せっかくの 「バウホール公演初主演」という 記念すべき作品なのに
なんだか 微妙な気持ちになりました。
「真ん中でキラキラ輝く礼真琴」を観たかったのに。
その点、花組の「ノクターン」では れいちゃん(柚香光)の登場は センセーショナルでした!
真っ白な衣装に身を包んだれいちゃんが センターに登場した途端に
眩しいほどのスポットライトが 当たって 白い衣装の残像が瞼の裏に残るほど…
「柚香光 バウ初主演」 華やかなデビューでした!!
バウホールは、実験劇場ですが、
『宝塚歌劇とは何もかも正反対に思える「かもめ」を上演することは意味がある』
「かもめ」のプログラムに掲載されていた小柳先生の言葉です。
チャレンジや勉強があるから 宝塚歌劇は100年続いてきた、という言葉も理解できますが
何故このタイミングで??
ゆずカレーの方が 断然美味しかったんですよ~@ノクターン
初めてまこっちゃんがセンターを務める舞台は・・・
もっと華やかで まこっちゃんの良さを出せる作品が良かったなー イジイジ
なんでわざわざ魅力をかすませるような 作品&演出だったんでしょう??
『チェーホフが何より大切にしたユーモアを持って台本に取り組み
宝塚歌劇のお客様方にチェーホフ劇の持つ面白さをお伝えできれば』
(プログラムより)
悪いけど。
チェーホフ劇の面白さ、私にはあんまり伝わらなかった。
ここが「面白いところ」なのかぁ? と考えながら観てました。
バウ作品をチャレンジの場として まこっちゃんに試練の場を与えた小柳先生。
かたや、主人公・ウラジミールと主演・柚香光を自分の中でリンクさせて
作品へのあふれる思いを舞台に詰め込んだ原田先生。
ノクターンなら、再演観てみたいけど
かもめは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かもめのチケットは、「主演・礼真琴」人気で プラチナチケット出回ってましたけど
これ、高く出してまで観たい!っていう作品ではないな for me
宝塚実験作品を作る難しさをみました。
小柳先生の作品は、どれも大好きなだけに 「かもめ」は本当に残念でした。
あ。コレ、私の個人的な感想です。
◆関連記事
礼真琴主演「かもめ」~実験は成功か失敗か?? 2014.5.31