宝塚100周年幕開けの1作目、
星組公演、「眠らない男 ナポレオン」観てきました。
11列目センター、前の列がお子さんで視界が開けてて
バンバン視線頂いて 幸せでした~
すでに観劇された方のレポなど拝見しておりますと
いまひとつ 絶賛されていないではないか!
う~ん?
以下、自分用の感想記録です。
他人の感想を受け入れられない方は、Uターンお願いします。
言っちゃっていいですか? いつものアレ。
ビミョー for me! (;´Д`)
特に第一幕、キビシイ。
ほぼ盛り上がりなしで、説明台詞、じゃなくて説明歌詞。
しんど~
次から次へと 台詞を歌で表現。言葉の洪水。
普通の台詞は、ストーリーテラーの英真なおきさんとみっきー(天寿光希)ばかり。
そう、グランマルモン=後年のマルモンは、ベニ(紅ゆずる)の老後の姿。
みっきーは、ナポレオン二世として、父の功績をグランマルモンから聞く、
という設定。
分かりやすいです!
ならば、何がいけないのか。
冗長!! 特に一幕。
ワタクシ、まさか、波瀾万丈のナポレオンの生涯を
丹念に最後まで描き切ると思ってませんでした。
皇帝に上り詰めた、一番華々しい所で
感動のフィナーレ!!なんじゃないか、と希望的観測をしてたのですが。
100周年のおめでたい時におめでたいお話じゃなかった…
凋落、没落まで描くとは!
◆関連記事
「眠らない男 ナポレオン」 登場人物調べ♪ 2013.12.1
出た~(;´Д`)100周年公演ラインアップ! 2013.7.22
雪合戦?? そんな所に時間を割いている場合??
そんな時間があれば、もっと登場人物の心の機微を描いて欲しいよ。
客席置いてけぼりで、話はどんどん進む。
しかも、ストーリーは、歌で説明されるから、
音楽を楽しむ余裕なく、歌詞の内容に耳をすます。
で、肝心の曲なんですが…
耳に残るのは、テーマ曲入れて3曲くらい??
難しい半音階多様で、歌う方は苦労する割に、
一音に一文字、台詞が載ってて 聴いてて楽しくなかったです。
(個人差があります)
ことちゃん(礼真琴)の歌が、とても難しそうな曲なのに頑張ってました。
ちえちゃん(柚希礼音)は、安定の迫力のある歌唱で朗々と歌い上げる!
かと思えば、
ジョセフィーヌへの思いを切々と歌うなど
変幻自在の歌唱力に、おぉ~~~~!!と感動♪
ねねちゃんも、高音の息切れ、伸びの悪さが改善されて
よく声が出ていましたし、
たくさんソロをもらったベニも、声が良く出て
安定してきましたね♪
汐月しゅうくんが、結構いい声で、歌えるジェンヌさんなんだ、
と、いつもダンスシーンでは注目してるんだけど新しい発見でした!
専科さんは、さすがにエキスパート!!
美穂圭子さん、久しぶりに美声聴かせてもらいました。
やっぱりお上手!
この所、八面六臂の活躍の北翔海莉@タレーランも上手いわ~。
場面転換が早くてどのシーンも細切れ。
感情移入している暇もなく、
ただただ 歴史年表をなぞっているだけの感あり! (-"-;
100周年で、宣伝広告にも力をいれていて
お衣装、舞台装置の豪華さで 気合が入っているのは分かるけれど
お金かけときゃいいってもんじゃないです。
練れてない気がする~~
なんとか 初日に間に合わせました的な。
大山鳴動してネズミ一匹?
星組の皆も、専科さんも、頑張っていて
100周年の1作目であり、宝塚から発信するオリジナル作品の初演、
ってことで、いいものにしようと気合が入っているのがわかるだけに
ものすごくもったいないです!!
二幕、やはり、戴冠式のシーンから始まるのですが
ものの10分弱のシーンに、超豪華お衣装、舞台装置。
王冠をちょこっと頭に載せてポーズ取って、
えっ?もう終わり??
あの戴冠式の絵を再現することにこだわった?
そう言えば、公演ポスターも絵画にはめ込み写真で。
ちえちゃんの指は、本当はスラリと伸びた美しい指なのに、
まず絵画ありき、絵を再現することで視覚的には訴えてくるけど
内容が無いよう (。´Д`)
あの、華やかで豪華な場面で、ナポレオン、ついに皇帝にっ!!っていう
ハッピーエンドじゃないところがなんともはや…
正月早々…orz
大作小池修一郎大成功
という図式が 宝塚歌劇団の中で定着しているのだと思うけど
今回…
小池先生やっつけ仕事??
既に、心は、クンツェ&リーバイさんとの「レディベス」に??
どんな作品でも、組子は与えられたものを精一杯がんばるしかない。
だから、ファンは精一杯応援してるよ~!!
あんまり語るとボヤキばっかりになっちゃうので、
今日はこのへんで…
次回観劇は、9日(木)
→ 2回目のナポレオン観劇で、感動、━━キタ━(゚∀゚)━!!! 2014.1.9
新しい魅力を発見できますように!!
〔十〕
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