初詣帰りに、映画「永遠の0」を家族で観てきました。
12月21日公開で、今人気ナンバーワンの「永遠の0」
老若男女で満席でした。
私達は、一旦先に座席を予約してから初詣へ。
お陰で長蛇の列に並ばずに済みました。
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私は、本の方が、当時の様子や
軍隊での生活など描写が細かく、号泣でしたが。
いや、まだ始まったばっかりだ、っていうのに。
上映時間144分と長いので
途中 中だるみ的なものを感じたね、って言ったら
息子は「どこが?」と感じてなかったみたい。
岡田准一くんがいいっ♪
愚直なまでに正義を貫いて自分を曲げなかった男を好演[emoji:e-420]
敗色濃くなってきた戦況に、狂気に走る日本軍は、
特攻を命じ たくさんの若い命が海に散りました。
命を尊ぶ主人公・宮部久蔵は、そんな状況に絶望していきます。
ラスト近く 渋谷上空に現れたゼロ戦の
コックピットで敬礼する岡田准一、素敵すぎ!!
笑顔爽やか~~~!
サザンオールスターズの主題歌「蛍」は、最後の最後、
エンドロールが出てからようやく。ここしか聴けません orz
歌詞に泣けます。
劇場が明るくなるまで、映画の余韻に浸りながら、
この曲をじっくりと聴きました。
佐伯健太郎の祖母・松乃の葬儀の場面から始まります。
その席で、祖母には前夫がいたのだ、と初めて知った健太郎。
血の繋がった祖父・宮部久蔵は、終戦前に特攻で亡くなっていたのでした。
彼と姉の二人が、宮部久蔵の足跡をたどっていきます。
戦友の口から語られる話が
少しずつ人間・宮部久蔵の輪郭を形作っていきます。
当時の軍隊では理解されず、「臆病者」と蔑まれたけれど、
久蔵の命への執着は、
とりもなおさず家族への一途な愛だったのです。
部下を、特攻に送られないよう
優秀な飛行機乗りにも成績「不可」を出し続ける久蔵
おまえには死を悲しんでくれる家族はいないのか!と
死に急ごうとする若者を一喝する久蔵
全ては大切な命を守るため。
映画では、本には無かった
宮部久蔵と、部下の大石賢一郎の話も描かれていました。
後半の軸になっていき、感動の展開になります。
戦闘シーンも迫力がありました。
さすが、協力「防衛省」[emoji:e-446]
(防衛省も、映画やドラマに協力して広報活動をしている由)
泣ける箇所が何箇所もあって
熱い涙がハラハラ流れて 頬を濡らしました
感動の涙に、心洗われる思いがしました。
『今、戦争で生き残った人たち
皆同じような苦労をしているけれど
黙って生きている
これから我々の世代は10年後生きている人は
ほとんどいないだろう
だから、今語り継いでいかなければならない』
今、当たり前の平和がいかに尊く得難いことなのか
改めて考えさせられました。
このような時代があって、今がある。
次代にも、人の命を奪う戦争がいかに愚かで無意味な事なのかを
日本人一人ひとりが語り継いでいく義務があると思いました。
世界中から戦火が絶える日が来ることを願わずにはいられません。
まだ原作を読んでない方は、是非読まれることをおすすめします!!