宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

岡田准一主演 映画「永遠の0」観てきました♪

初詣帰りに、映画「永遠の0を家族で観てきました。

 永遠の0 公式サイト

12月21日公開で、今人気ナンバーワンの「永遠の0

老若男女で満席でした。

私達は、一旦先に座席を予約してから初詣へ。

お陰で長蛇の列に並ばずに済みました。

◆関連記事

百田尚樹著「永遠の0」映画化決定!!!!! 2012.6.3

百田尚樹著「永遠の0」読了 2011.7.11♪

私は、本の方が、当時の様子や

軍隊での生活など描写が細かく、号泣でしたが。

映画も、最初からウルウル uruuru.gif

いや、まだ始まったばっかりだ、っていうのに。

上映時間144分と長いので

途中 中だるみ的なものを感じたね、って言ったら

息子は「どこが?」と感じてなかったみたい。

岡田准一くんがいいっ♪

愚直なまでに正義を貫いて自分を曲げなかった男を好演[emoji:e-420]

敗色濃くなってきた戦況に、狂気に走る日本軍は、

特攻を命じ たくさんの若い命が海に散りました。

命を尊ぶ主人公・宮部久蔵は、そんな状況に絶望していきます。

ラスト近く 渋谷上空に現れたゼロ戦

コックピットで敬礼する岡田准一、素敵すぎ!!

笑顔爽やか~~~! 

サザンオールスターズの主題歌「蛍」は、最後の最後、

エンドロールが出てからようやく。ここしか聴けません orz

歌詞に泣けます。 

劇場が明るくなるまで、映画の余韻に浸りながら、

この曲をじっくりと聴きました。

佐伯健太郎の祖母・松乃の葬儀の場面から始まります。

その席で、祖母には前夫がいたのだ、と初めて知った健太郎

血の繋がった祖父・宮部久蔵は、終戦前に特攻で亡くなっていたのでした。

彼と姉の二人が、宮部久蔵の足跡をたどっていきます。

戦友の口から語られる話が

少しずつ人間・宮部久蔵の輪郭を形作っていきます。

当時の軍隊では理解されず、「臆病者」と蔑まれたけれど、

久蔵の命への執着は、

とりもなおさず家族への一途な愛だったのです。

部下を、特攻に送られないよう

優秀な飛行機乗りにも成績「不可」を出し続ける久蔵

おまえには死を悲しんでくれる家族はいないのか!と

死に急ごうとする若者を一喝する久蔵

全ては大切な命を守るため。

映画では、本には無かった

宮部久蔵と、部下の大石賢一郎の話も描かれていました。

後半の軸になっていき、感動の展開になります。

戦闘シーンも迫力がありました。

さすが、協力「防衛省」[emoji:e-446]

ちょっと、有川浩著「空飛ぶ広報室」を思い出しました。

防衛省も、映画やドラマに協力して広報活動をしている由)

泣ける箇所が何箇所もあって

熱い涙がハラハラ流れて 頬を濡らしました

感動の涙に、心洗われる思いがしました。

『今、戦争で生き残った人たち

皆同じような苦労をしているけれど

黙って生きている

これから我々の世代は10年後生きている人は

ほとんどいないだろう

だから、今語り継いでいかなければならない』

と、大石賢一郎(故・夏八木勲)は言うのでした。

今、当たり前の平和がいかに尊く得難いことなのか

改めて考えさせられました。

このような時代があって、今がある。

次代にも、人の命を奪う戦争がいかに愚かで無意味な事なのかを 

日本人一人ひとりが語り継いでいく義務があると思いました。

世界中から戦火が絶える日が来ることを願わずにはいられません。

まだ原作を読んでない方は、是非読まれることをおすすめします!!