宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

「夢華あみ 退団挨拶」を見て交錯する思い

今日は仕事帰りにヅカ友宅に遊びに行きました。

 

昼食後…普段は観れないスカイステージを視聴させてもらいました♪

 

・雪組 Shall we ダンス?千秋楽

・月組 Merry Widow 千秋楽

・花組 New Wave! 初日

・星組 ナポレオン稽古場

           etc 観ました。

 

 

 

夢華あみちゃんの宝塚大劇場 退団のご挨拶

 

どんな挨拶をするか彼女自身、いろいろと考えていたようです。

 

 

私にとって長い長い4年間でした

 

 

この言葉の裏側にさまざまな伝えたい思いがあったんだと

感じさせられますね。

 

いじめから 万引き捏造という犯罪にまで暴走した96期生の

矢面に立って 汚れ役を全部引き受けた夢華あみちゃんでした。

 

 

思えば、はたちそこそこの女の子が、

ネットで実名まであげられて叩かれる…

世間を敵に回したような

底知れぬ怖さがあったと思います。

 

 

劇団が異例の抜擢をするものだから、

ますますバッシングはヒートアップしました。

 

以前にも記事に書きましたが、

劇団のやり方もまずかったのでは?と思います。

 

 

一番の問題は、劇団が、96期生に、謝罪の場を与えず

うやむやにしてしまったことだと私は思っています。

 

96期、初舞台の挨拶の時に

世間をお騒がせした、と全員で謝罪の言葉を述べていれば…

少しは事態も変わっていたかも知れない。

 

けじめをつけさせなかった宝塚歌劇団&宝塚音楽学校。

 

 

96期生事件関係者は、

悪いことをしても、大きな力があれば有耶無耶に出来るんだ、と言う

誤った経験を身につけてしまったかも知れません。

 

宝塚音楽学校も「学校」と名乗る以上、

生徒の倫理観を正しく導く責任があったのでは、と

残念に思います。

 

 

 

スケープゴートを1名退学にし、

夢華あみちゃんを抜擢して 事件を過去のものにしようとしても

謝罪というけじめを付けない限り ずっと事件は終わらないと思うのです。

 

100周年、100周年とお祝いムード一辺倒ですが

これからの100年に向けて、ぜひこの問題をクリアにして

前進して欲しいです。

 

 

 

夢華あみさんは、退団後も舞台に立つのでしょうか??

 

ずっと「夢華あみ」の芸名を使うのでしょうか??

 

退団後、歌劇団のしばりから解き放たれて、

これからどのような人生を歩んでいくのか、

彼女なりの禊はあるのか??

 

気になります。

 

夢華あみさんを 気の毒だと思う反面 因果応報とも思います。

 

華やかな舞台に立ち続ける96期生がいる一方で 

宝塚への夢を絶たれた裁判原告がいます。

彼女の人生にこそ、幸多かれと祈らずにはおれません。

 

 

千秋楽、出待ち写真の夢華あみちゃんは、清々しい表情をしていました。

 

いい娘役さんだったから、退団後こそ

本当の舞台人としての幕開けなのかも知れませんね♪

 

今度こそ、清く正しく…を実践する時です!

 

 

明日は、Merry Widow 千秋楽について語ります。