今日、実家に行ったら、ダイニングテーブルの上に
これ見よがしに、昨日の夕刊の
「月刊タカラヅカ」のページを開いて置いてありました。
ハイハイ、知ってる、私も見たよ。
今回は、上演中の星組公演の、それも
宝塚ジャポニズムについて詳しく載っています。
で、ショー「エトワール・ド・タカラヅカ」については言及なし
日本物 次代への挑戦、と大見出し。
ここから先は
「宝塚ジャポニズム」? OKよん~♪という方は
ご覧にならないでくださいませ
*さくら幻想曲
「まとまって咲くからこそ美しい桜に日本の「和」の心を重ねた」
なるほど。
ちえちゃんと星組生全員での群舞を桜に例えてるんでしょうね。
ここは、振付が平板で、全然わくわくしなかったんです。
幕開け、ちえちゃんが真っ暗な舞台中央、ピンスポットで
浮かびあがるのはよかったんだけど
貧弱な雛壇にみっきー、れんた、しーらん達が載って
ひらひらと花びらをこぼしながら踊るんです。
狭いところで踊るのでダイナミックに踊れず、ひやひや。
雛壇は、途中後退する為に 幅狭く作ってあるんだな、と
いろいろ考える余地を与えられて 夢見れない orz
最大のダメポイントが、昔、体育の授業の「創作ダンス」で
私たちが使ったのと同じフォーメーションがあったこと。
つまんなーーーーい。
そんでもって、扇子をひらひらさせとけばいいってもんじゃない。
新聞には小見出しで「和の心凝縮」って書いてるけど。
*祈り
あれが、和?? どう見ても私には日本に見えない。
インドか、シルクロードあたりじゃない?
踊りの振付は タイの舞踊みたいな手首の動き。
アジア系ではある。
*荒城の月
「荒城の月」は、滝廉太郎が
九州のお城をイメージして作った、と以前テレビで観た。
「荒城」と言うからには、うらぶれた、
寂しい山の上のお城というイメージを抱いていた私。
金の茶室がある、街の真ん中に建つ大阪城と
「荒城」はかけ離れているため
後でプログラムを見て、舞台は大阪城だと知って
びっくりした次第…。
台湾に持って行く作品で「挑戦」しないで欲しい。
普段の公演でやって頂きたいです!
失敗は許されないのだから。
手堅く、オーソドックスにチョンパで華やかに始めようよ。
もっと日本の四季を感じさせる風物詩を配して欲しいのよ。
これが、宝塚を代表する「日本物」だと思われたら残念すぎる。
宝塚には、もっと感動的な作品(花の踊り絵巻)があるんですよ、って
弁解にまわりたくなる気分。
「特別出演の専科・松本悠里に聞く」のコーナー
御年○歳とは思えぬ可憐さ♪
日舞といえばみえこ先生(松本悠里)
弥勒菩薩を舞ってらっしゃるその踊りが日舞に見えなかった orz
でも、このスチール写真を見ると、ちゃんとお腰も入っているし
膝も曲げて科を作ってらっしゃる…
振りは、ちゃんと日舞だったのか…!?
ちえちゃんの秀頼もそうですが
松本先生の衣装も体の動きがわかりにくい
せっかくのちえちゃんの切れのある動き。
せっかくのみえこ先生のしなやかな日舞の動き。
どちらも だぶついた衣装に隠されてわかりにくいよ~!!
星組のみんなが頑張ってるだけに、
もっといい作品に出会って欲しいと願う 星組ファンのhappyでございます。
もう、ホント、何から何まで 私の勘に触る宝塚ジャポニズムですわ
書いても書いても、心の奥の暗い泉から こんこんと不満が湧き出して
尽きることがないんですけどっっっ!!
どうすればいい???