宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

「ア・ソング・フォー・ユー」観劇+アフタートークショー♪

2012年の初観劇は、兵庫県立芸術文化センター中ホールでの

ア・ソング・フォー・ユー」です

いつもながら長文失礼

出演者は、

おさちゃんこと 元宝塚花組トップの春野寿美礼さんを中心に

杜けあきさん、劇団四季出身の吉沢梨絵ちゃん

川平慈英さん、上條恒彦さん、尾藤イサオさんら

歌唱力のある方揃い。

音楽は全篇カーペンターズナンバー

そして 3列目センターだけど、行く?と誘っていただき、

行く、行く、行く~~~!と観て来ました。

もう、最っ高!!!!に楽しかった~!

何よりも 11人の小規模なカンパニーながら・・・

いや、少人数のカンパニーだからこそか、 

出演者自身が 楽しみながら舞台を務めてらっしゃるのが

手に取るようにわかる フレンドリーで温かいものが溢れていました。

お話の舞台は 

横田基地の米軍兵を相手に営むライブハウス。

組んでいたバンドは解散、務めていた会社も辞めて 

ライブハウスのオーディションを受けに来た征司(川平慈英)は、熱血反戦シンガー。

カーペンターズなんて大っ嫌いだ!と

カーペンターズシンガーとして米兵に人気を博している

SHOKO(春野寿美礼)たちに 反発するものの

SHOKOに、優しく声をかけられて 惹かれていく征司。

生のおさちゃん(春野寿美礼)を観るのは初めてでした。

宝塚花組トップ時代のおさちゃんトートはDVDで何度も観たけれど

女優さんになったおさちゃんもすごく素敵でした!

優しくて柔らかで

歌も地声なので、自然でのびやか、

癒されます~♪ なんだか幸せな気分♪

川平慈英さんは、パンチとめりはりのある演技で

ぐいぐいカンパニーを引っ張っていく頼もしい兄貴的存在。

舞台上で おさちゃんがくすくす笑って 素で笑ってるみたい

尾藤イサオさんも 舞台袖で温かく見守りつつ笑ってて

皆が家族みたいで 本当に素敵なカンパニーです!

尾藤さんと杜けあきさんの夫婦が、いい味だしてます。

阿吽の呼吸で セリフの応酬が小気味いい、

しかも 歌もお上手!

「SHOKO&Friends」のメンバーの松本紀保 吉沢梨絵の二人も

聴かせてくれました。

ライブハウスのコック役の上條恒彦さんは

♪ど~こかで~ だ~れかがー♪と歌ってた頃と同じ

低音の歌声で魅了してくださいましたが

寄る年波のせいか? 声量がちょっと覚束ない感は否めませんでした。

ちょっぴり残念!

舞台上、フェンスの向こうに生バンド。

いつもは宝塚のオーケストラ聴いてるけど バンドもいいね!

出演者全員にスポットライトが当たる場面が用意されていて

それぞれのソロが聴けて 楽しめました

とにかく 川平さんがすごく頑張ってる!熱い!

笑わせてくれる!

ライブハウスに集まる仲間たちの「絆」が温かい。

ベトナム戦争が終わった・・・・

全員でTop of the Worldを合唱

最後の兵士が本国に帰っていく飛行機の轟音が響き

舞台暗転で幕・・・。

良かった~!!

おさちゃんが語る ア・ソング・フォー・ユー ⇒こちら

今日は、アフタートークショーがありました。 (続きは↓追記で・・・)

今日のアフタートークショーは、

春野寿美礼さんと杜けあきさん

まずは新年のご挨拶。

息がそろわず、やり直し。

まずは、今日のお客さん、いいね、と観客にリップサービスをしてくれる

かりんちょさんこと杜けあきさん。

おさちゃんも、「この空気感、久しぶり~!」

かりんちょさん「やっぱり関西のお客さんは反応がいいね!」と 会場を和ませ・・・、

東京、名古屋と公演してきて 12/21から 今日まで17日も開いてしまったけど

どんなお正月を過ごしたかを語る二人。

おさちゃんは、途中お正月を挟むので

テンションをさげないように 気遣いながらも

家族が集まって 楽しいお正月を過ごした模様。

かりんちょさんは NHKラジオの「ゆく年くる年」に出演して年を越したとか。

仙台出身ということで  被災地の気仙沼から中継をするにあたり

復興の状況を見て回ったけれど まだまだ復興はしていないと。

民放の番組などで 被災地が頑張って復興している様子を

ドラマ仕立てで流して 感動の押し売りをしているのが許せないようで

まだまだ 復興には程遠い。

私たちがあの震災を忘れないように語り継がねばならない、

日本全国に応援をお願いしたい、と声を詰まらせながらおっしゃっていました。

今回のお芝居の中で

「幸せは居場所があるという事」というセリフがあるのですが

震災で居場所がなくなってしまった、家があるのに帰れない

だけどまた 避難所という居場所ができて そこに新たな絆が生まれる・・・

そんなお話を聞いて、故郷仙台を愛するかりんちょさんの思いが

痛いほど伝わってきて 自然と涙が頬を伝いました。

昨年1月 ドリームトレイルで共演したお二人ですが

今年の9月にまた「エリザベート」で共演するそうです。

おさちゃんはエリザベート、かりんちょさんは鬼姑・皇太后ゾフィー

「最近老け役多いのよね」「あなたも、そのうち老け役やるのよ、私も昔は・・・」と

笑いをとるかりんちょさん。

かりんちょさんが 来年9月のエリザベートを観にきてください、と言うと

会場から「ちゃうやろ~」と声があがり・・・

そうそう、今年9月でした・・・と訂正。

舞台に会場から突っ込みが入るところが さすが関西? 

お芝居もトークショーもめちゃくちゃ楽しかったア・ソング・フォ・ーユーでした

今日は3列目センターで 斜め前の座席が空席で

おさちゃんや尾藤さんとたくさんアイコンタクトが取れて

幸せ倍増でございました。

新年からハッピーな観劇

次の予定はなんと3月11日の「REON!!」まで鳴かず飛ばず

2ヶ月の潜伏期間に入ります。

Kちゃんから、えっ きりやんのさよなら公演観ないの?と言われたけど・・・

「REON!!」チケット代がかさむので しばらくは大人しくしときます。