すっかり 薮下ウォッチャーみたいになってるワタクシ。
早速読んでみました! スポニチ・藪下さんのオーシャンズ11観劇評は⇒こちら
一部抜粋して語らせていただきますと・・・
----------------------------------
舞台両袖に4台ずつスロットマシーンが飾られ、中央の紗幕には虹色の文字で「OCEANS11」。
おぉ!これは、まさにラスベガスのカジノ!
暗転するとオケボックスから囚人服を着た柚希が登場。
かと思いきや、
ここで柚希は囚人服から黒のタキシードに一瞬にして早変わり、
華やかなプロローグへと展開していく。
予想どおりのテンポのいいスタイリッシュなオープニングに
これからの期待がいやがおうにも高まる。
いや~ん、こんなの読んじゃったら、もう待ちきれないよーーーーー!
映画ならではのストーリー展開をよくここまで舞台に置き換えたとほめたい。
ありがとうございますっ!!
お褒めに預かり、星組ファンとしては嬉しい~! そして、楽しみ~!
小池先生に乾杯~
宝塚的には11人の仲間の見せ場が一人ずつあり、それ以外にも、
眼の離せない個性的なスターたちが
すみずみまで効果的に配され、
改めて星組の層の厚さを思いしらされる結果となった。
ほれほれ、やっぱり! ベテランから若手まで、充実してるもの!!
星組ファンとしては嬉しい~
柚希は、クルーニーほど渋くはないものの、
( 小池先生から無理して渋くしなくていいと助言あり)
ラスティーら仲間から慕われる兄貴的なカリスマ的雰囲気を余裕たっぷりに表現、
持ち前のダンスもここといった場面で効果的に披露して、トップとしても盤石。
タキシードのダンスがさすがだが、
2幕のオープニング、テスの夢の場面での
紅と蛇役を早変わりで踊る場面(SHUN振付)が新鮮で面白かった。
へぇ~? 蛇役?どんなんだろ? 蛇と言えば、
ちえちゃんが 湖月わたるさんと踊った蛇の化身のダンス
(2004年 ラテンファンタジータカラヅカ絢爛)を思い出しちゃいますね
2幕のオープニングに目が釘付けになりそう
昨年秋の「花の踊り絵巻」、今春~今秋のロングラン公演「ノバボサノバ」と続き、
タキシードダンスには久しくお目にかかってないので
切望しておりました、早く観たい!!
夢咲は、ダニーとベネディクトという2人の男の間で揺れる
微妙な女ごころを等身大で演じて好調。
真意をはかりかね、はねつけながらもダニーを忘れられない感じがよくでていた。
切れ者の野心的な青年実業家といったベネディクトに扮した紅はとにかくもうけ役。
<中略>
とはいえ、フィナーレの歌手といい、
この公演で実質的に2番手の立場を獲得したようだ。
やっぱり、そうか・・・。
ラスティーの涼は、ダニーの腹心の友人というだけでなく
、映画にはなかったポーラの家族に対する思いが加わっており、
涼らしい人間味あふれる役どころ。自然体ですこぶるよかった。
ここは、小池先生オリジナルな訳だけど、薮下さんをこう言わしめるなんて、巧いな~
「めぐり会いは再び」でも コンビを組んでたから、 すずみん&はるこちゃんは息ぴったり?
娘役では白華の大スターがユニーク。ラストのイリュージョンに大きくからむ役でもあり、
ややオーバーアクトなところがしんどく感じるところもあるが、雰囲気はよく出していた。
白華れみちゃんの役も、小池オリジナル。
薮下さんは、「オーバーアクト」と言っていますが、
歌劇11月号を読む限り、これは小池演出じゃないかと思ってます。
「プリンセステンコーみたいなかんじで、メーキャップに凝って」・・・と煽って?らっしゃいました
それに負けないキャラ作りがオーバーアクトに映るのかもね。
って・・・まだ観てないのに言うな、って? ハイ、すみません
いやぁ~ 長年舞台を観て、演劇評を書いてこられた方のお褒めの言葉だけに
うれしさ倍増、勇気凛々。
観劇がますます楽しみになってきました!
そして 我らがちえちゃん率いる星組がまた素晴らしい作品にめぐり会えて
本当に良かったと、星組ファンとして嬉しいです!
小池修一郎先生、やっぱりあなたは天才です!