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スポニチ薮下さんの「仮面の男」東京公演評

宝塚大劇場公演が物議を醸した問題作雪組「仮面の男」

一昨日10月21日、東京公演初日を迎えましたね、おめでとうございます 

演出変更、理事長がコメントを発表と言う異例の事態に発展した本作。

組子の皆さんも大変だったと思いますが

いい作品に生まれ変わった?ようですね 

結果all right 

初日を観劇された方の感想などをブログで拝見していますと、

不評を買っていた

ボウリングや大囚人ナンバーなどが、やはりカットhasami.gifされたそうで

よかった、よかったfuu.gif

ひとの観劇感想引用で記事を書くなんて

他人のフンドシで相撲をとるみたいで 恥ずかしいですけど

薮下さんの記事にはいつも反応してしまいます

「ストーリーの合間に児玉氏ならではのお遊び感覚あふれる場面を

多く散りばめてあったのだが、それがストーリーを分断したとして

逆に観客に受け入れられなかったようだ。」とありますが、

果たしてそれだけでしょうか?

確かに唐突に、何が始まるの?という場面展開ですけど、

そんなことより 「不快感」が、受け入れられなかった最大の理由だと思います。

改変点

*ルイとフィリップが双子として生まれ、直後に引き裂かれる場面が追加

*ルイが愛人をボーリングで決める場面カット

*ルイの寝室場面も振付変更でソフトな印象に

*大囚人ナンバー全面カット

とっても分かりにくい、「早分かり世界史」も要らんけどね。

あんなに長々と時間をかけて 時代背景を説明する必要ある?

ストーリーの主題たる、ルイとフィリップの数奇な運命にあまりスポットが当らず、

三銃士やダルタニアンという 誰もが知ってる

登場人物の印象も希薄だった宝塚大劇場公演と違って、

それぞれのストーリーもきっちり描かれていて

「見る者をぐいぐいと引き込んだ。」東京公演だそうです。

そうだよ、普通そうなるって。 

あの、映画「仮面の男」のように、スリリングな展開が待っていたはずなのに・・・。

児玉演出がぶち壊した。 

今回の東京公演では、余計なシーンはカットされ

ストーリーがすっきりして 大事な部分を描きこめるようになって

「好感の持てる作品に改変された」とのこと。 良かった♪

音月桂ちゃんの 二役もさらに磨きがかかってるようですね!

出番も増えたらしいし。 (前回印象薄かった) 

「ルイーズがルイを憎む心情もきっちり描かれ、入れ変わったフィリップを襲う場面も、

見せ場となっていた。」 と。

さらに これで退団のひろみ(彩那音)ちゃんの芝居や 

蓮城まことくんの存在も大きくなっているらしく、

見応えありそうですねっ!

あぁ、「仮面の男」東京公演も観てみたい~!

児玉明子の演出は、余計な「お遊び」を入れることで、

本来描くべき 大切な 物語の骨子の肉付けが薄くなってしまった

本末転倒もいいとこ。

そんなに「お遊び」がしたいなら

バウとかの小ホールで実験的にやってチョーダイ。

しかし・・・薮下さん。

「大囚人ナンバーがカットされたのは残念だが、」って まだ言うか~ 

人の感じ方は千差万別故、こういうマイノリティ意見も否定できないところが、うぅぅぅむ

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